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カテゴリ:みどり系
信州・赤沢シリーズ第2弾
ここは尾張藩の檜林として有名で 20年毎の伊勢神宮の遷宮時にご神木を出し (毎回、用材をして檜の良材を13000本) 「御杣山(みそまやま)」として今日まで。 毎回、その「御杣始祭」の神事は6月3日。 かつてその日に雨が降った事がないという。 22 posted by (C)snowrun29 前回の神事の後。 2本の大木が見事に伐採されています。 次回は2013年なのであと3年後ですね。 そんなのを見ながら歩いてゆくと 今はその檜の足元に「アスナロ」がどんどん育っている。 47 asunaro posted by (C)snowrun29 これは「明日は檜になろう」で有名な木。 ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹。 青森辺りではヒバと呼ばれ、その美林もありますが 陰でもすくすく育つ木なので そうではない檜の子どもに勝ってしまうらしい。 今回はNPOの勉強会で、森林生態学の先生にご同行頂いてるので 学術研究林まで歩かせて頂きながらそんなお話が。 道々、その実態がよく解ります。 300年守ってきた檜の美林が将来はアスナロ林に そうならない為には檜の間伐とアスナロの除伐が必要ですが 色んな経緯でなかなか実行には移せてないのが現実のようです。 しかしやはり荘厳な1番奥の森は 62 posted by (C)snowrun29 やはり素晴らしい光景。 何故かここにはアスナロは進出して来てないから。 先生はかつてここで「みずらを結った人」を見たと言われます。 52 posted by (C)snowrun29 確かに神の存在を感じられるような、そんな静かな森です。 檜の足元にはシロモジなどの広葉樹が。 大木の檜とこの緑のコントラストの美しさ。 来る度にお~っと息を呑む美林です。 もう少ししたらこの緑のが黄葉するとか。 その対比もまた素晴らしいでしょうね。 シロモジはクスノキ科クロモジ属の落葉広葉樹 黄葉の感じはこちらでどうぞ。 初秋とは言え、まだまだ緑だったシロモジですが 赤沢と言えばのもう1つのマルバノキは…つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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