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カテゴリ:理論
人間の定義とは何だろうか。人間から生まれた子供は確かに人間だがそれは生物学上の事であって現実には大きな隔たりがあるように見える。
例えば障害者だ。足に障害があれば人間の様に歩く事が出来ないし、手に障害があれば人間の様に物を持つ事が出来ない。それは人間ではないのだろうか。そんな事は無いが心理的に区分してしまうのである。通常、普通、正常、そんな言葉なら何でも良いが頭に付けてしまうのである。 ○○では無い人間と。 実際に大多数の人間が見ているのは勉学に励んでいる者か労働者だろう。テレビでも当たり前にように登場する人間。我々はそれを人間だと認知している。だがそこに障害者が現れたらどうなるだろうか。今まで自然と見てきた人間とは違う異質な何かを誰もが感じる事だろう。だがそれは仕方の無い事でもある。優れた種を残そうとする本能が欠陥のある者を虐げ様とするからだ。 やはり人間のように行動できない人間は、心理的に見て人間とは違う人間に捉えられてしまうものだ。勉強できない、働けない、一見甘えのように見える行動をする彼らもやはり人間ではないのだろう。人見知りなんてありふれた症状も重度になれば社会はおろか家庭でもまともに生活する事が難しくなる。精神障害は一見すると普段見慣れた人間のように見えるが、実際は人間の形をした動物なのだ。その点に付いては身体障害者より性質が悪い。本能的に虐げられた彼らは何時かストレスを爆発させ強行に走る。まるで現代に蘇った鬼の様に。 健康ブームが溢れている現代社会に本当に必要なのは精神の健康ではないだろうか。そうでないと今どうなっているのかもこれからどうなるのかもわからない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月19日 18時31分26秒
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