先を見越したNYT
New York Timesに関して以下の記事があった。ニューヨークタイムズ有料化にソーシャルな抜け穴―FacebookとTwitterから無制限アクセスができるこの記事はニューヨークタイムズの新料金プランに対する記事である。元の記事は、The Times Announces Digital Subscription Planである。今、このブログを書いている時の@nytimesのフォローワーは3,202,708。facebookのいいねの数は、1,315,336です。日本のメディアでは考えられないでしょう。ニューヨークタイムズ有料化にソーシャルな抜け穴・・・ではプレスリリースの1ページ目の中盤ぐらいの以下の記事に注目しています。Not all visits to NYTimes.com will count toward the 20-article limit. In an effort to reduce losses among the Web site’s more than 30 million monthly readers, The Times will allow access to people who arrive at its Web site through search engines like Google and social networking sites like Facebook and Twitter. There will, however, be a five-article limit a day for people who visit the site from Google.有償プランはあるが、twitterとfacebookを経由した場合は無料なのだ。現在、@nytimesのフォローワーは3,202,708とfacebookのいいねボタンを押した人、1,315,336は無料なのである。無料にしてもアクセス数で広告が取れて、新聞社として採算が取れるように考えているように思う。プレスの2ページ目には、The Times estimates that 85 percent of its online readers will never reach the 20-article ceiling.ということで、あまり読まないライトユーザがほとんでで、彼らの導線にソーシャルメディアを使って頭数を稼ぐということなのだろうか。そして、ヘビーユーザには、彼らにあわせた価格帯とサービスがあるようである。ヘビーユーザ獲得のためにはAppleと手を結んでいるようで、2ページ目にThat model gives Apple 30 percent of the price of any subscription sold in its App Store.とある。そういえば、産経新聞もApp Storeで販売しているがどんなもんなんでしょうね。