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「ただいま~」と帰宅する旦那さま。
「ちょっと、旦那さま(旦那さまの名前)がおる!」と奥さま。 旦那さまは首を傾げながら奥さまの声がする方へと行く。 「ほら、これ見てん。あなたが大切に育てている観葉植物に旦那さま(旦那さまの名前)がおるんやて! なんか蓑虫みたな虫なんだけど... どこから部屋に入って来たのか、疑問に思って見ていたの。 そうしたら見てん、この蓑虫みたいな虫、葉っぱ食べてるの。 だから、この蓑虫みたいな虫を、私は『旦那さま(旦那さまの名前)』と名づけたの。」 旦那さま 絶句。 蓑虫みたいな虫に、葉っぱを食べられた観葉植物は、『金のなる木』。 我が家唯一の稼ぎ頭でもあるが、お金を使うのも一番の旦那さま。 『自分で稼いだお金だ!何に使おうと勝手だ!』という言い分もあるが、 少々どころではない 使いようなのだ。 旦那さま自身、最近になりようやく理解しつつあった。 「お前、今日一日かけ、そんなネタを考えていたのか...?暇なヤツだなー。」 旦那さまは割り箸を取り出し、蓑虫みたいな虫の旦那さま(旦那さまの名前)をつまみ ポイっと窓から自然に帰し、「あばよ!」と別れを告げた。 しかし、それだけで済むはずはなかった。 「お~う。お坊ちゃん、何を持っているの? (おもちゃの)ヘリコブターか。 うちには、本物のヘリコブターは無いが、屁こき豚(へこきぶた)ならおるぞ。 肉(贅肉)ためんと、金ためてくれ~!!」 反撃を忘れない旦那さまだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.10.17 11:14:36
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