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2011.06.16
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カテゴリ:映画 #cinema

【送料無料】クララ・シューマン 愛の協奏曲/マルティナ・ゲデック

ブラームス家の末裔(ブラームス本人は生涯独身なので、本人の直系子孫ではなく、兄弟の子孫)であるヘルマ・サンダース=ブラームスという女性が監督されたというのが話題の作品。

クララ・シューマンは当時売れっ子のピアニストで、7人の子供を育てつつ、演奏旅行をしてまわっていたとか。主演の女優さんはしっかり者系なのですが、肖像画を見る限りでは美人で賢くて、才能もあって、健康で精神力もあって、本当に羨ましいような女性です。しかしそんな女性にもその人なりの試練があるのが人生というものなのかと思いました。

ロベルト・シューマンは躁鬱病だったということを先日別の本で読んだのですが、彼が次第次第に狂っていくさまを克明に描写していて、そこはこの映画でも秀逸です。

クララはそんな夫をかげになり日向になりいろんな側面から支えようとし、しかも才能のある方ですから当時女性ではできなかったようなこともやりとげてしまう。
しかし、その彼女の強さが、かえって夫を苦しめているように思えました。
彼女がもっと弱い人であったら、旦那のほうも自分がしっかりしなくては、的なことを思って病状の進み方も違ったかも。根拠はないがそのように感じさせるのが、この映画の眼目だったのかもしれません。

史実はどうだったのかは知りませんが、この映画のなかのブラームスはシューマン家に入り込んで子猿のようにちょろちょろするだけで、クララにまともに相手にされるまでには時間がかかりそう、という印象を受けました。もう少し良いように描写してあげればよかったのに(笑)。

以上です。










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Last updated  2011.06.16 17:09:57
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トカゲのしっぽ@ Re[2]:ストラップリュック@西條屋を修理に出す(11/07) そうですか、残念でした。もうずいぶん昔…

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