テーマ:映画館で観た映画(8770)
カテゴリ:映画 #cinema
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☆☆☆第二次世界大戦時に、解読不可能と絶望視されていたドイツ軍の暗号エニグマに、恐るべき回転速度を誇る頭脳で挑んだ男アラン・チューリング。戦争終結とコンピューター発明に貢献した人物でありながら、その生涯は重大機密として英国政府に隠され続けてきた。今、50年以上の時を経て、謎に満ちた男の驚愕と感動の真実が明かされる──! 結論から先にいえば、面白かったです。おそらく史実にも基づいているのでしょうが、よく作ってあると感心いたしました。 主演のベネディクト・カンバーバッチは、どうも「シャーロック」以来、この手の高機能発達障害みたいな役柄が多くなってきてるのではないかと思われます(苦笑)。この役も「名探偵モンク」みたいでした。演技の上手い方なので、もっといろんな役に挑戦してもらいたいです。 本作での演技はもちろん堂に入ったものです。 キーラ・ナイトレイは大変好きな女優さんで、今回もはまり役であったと思います。あえてケチをつけるならば、髪の色は黒のほうがよかったかなと。 あと、すばらしかったと思うのは、直属の上司?であるデニストン中佐とか、MI6のミンギスさんとか。年長者の脇役が厚みがあってよかったです。 アラン・チューリングの子役の人も、演技が素晴らしいと思います。 しかし、一番素晴らしいのは、ドイツ軍の暗号システム・エニグマを開発した人なのではないでしょうか?! エニグマ自体はどういうシステムなのかは作中では触れられておりませんが、機械だけみれば非常にコンパクトなものでした。それを解読するためにあれだけデカい機械(コンピューターの前身)を作り、また時間もかかるのですから相当です。 たとえエニグマが解読されなくても、国力におとり資源も少ないドイツ軍が負けるのは時間の問題ではあったかとは思いますが、多少なりとも戦争終結が早まったのであるならば、結構なことだったのかもしれません。 あまり書くとネタばれになりますので、これくらいで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.23 11:17:43
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