布団屋さん
変な話で恐縮ですが、さっき私がトイレに行っている最中に、玄関の呼び鈴を鳴らす人がいるんです。何回も鳴らすので、宅配便かなと思いながら用事(笑)もそこそこにトイレを出まして、片手に印鑑を持ってドアをあけますと;若い(と思われる)お兄さんだかおじさんだかが立っていて、「布団屋でーす」と明るくおっしゃる。明るいのは結構ですが、なんとなくその物の言い方が森田健作のようでちょっと演劇的なんですね。この人は一体何だろういつも取引のある布団洗い屋さんではないし、と私が首をかしげると向こうも真似をして首をかしげるのです。私がいらいらして「なんですかセールスですかそれなら間に合ってます」と言い放つと「ああそうですか、いらない布団はないですか、今日は下取り交換をおススメにまいりました」言って明るく帰って行かれました。まあ家にいるといろんな人が来るけど、ああいう訪問セールスで物買う人っているのかといつも非常に不思議に思います。演劇性も結構だけど、人の家を訪問したら、さっさと自己紹介して要件を言ってもらいたいものです。