打倒、スペリーブラザーズ!!!
大ボケブラザーズがやっている郡のサッカーも終盤を迎え、今日がレギュラーシーズンの最後の試合であった。これまで無敗を誇っている大ボケ兄のチーム。今日はこれまた無敗の水色チームとの対戦である。この水色チーム、大ボケ兄のチームと練習日と場所が同じなので、何度も練習試合を行っている。今まで負けたことはない。(危うかったこともあったが)水色チームが強いのは、スペリーブラザーズがいるからである。【スペリーブラザーズとは?】大ボケ兄と同じ学校で同学年(別のクラス)、スポーツ万能の一卵性双子、ケビンとエリックのこと。こないだ大ボケ兄とダンナが出た5Kレースにも出場しており、年齢別で2位と3位に入賞している。(ダンナがかろうじて数秒早くゴールインした。危なかったぞ、ダンナ!11歳児に負けるところだったな。)あっちのコーチもね、ちょっと自慢気だったみたいで。アシスタントコーチをしている大ボケ兄のクラスメート、ディランのママに『いやぁ、こないだの試合はちょっと点数入れすぎちゃって、かわいそうだから後半ちょっと手を抜いてやったんだ。』などとえらそーに語っていたと言う。大ボケ兄もディランも、この試合だけは負けるわけには行かないと、数週間前から勢い入りまくりで。昨日は大ボケ兄がディランの家に泊まり、特訓したくらいだ(爆)。今週の練習試合でもうちが勝ったので、チームは余裕の雰囲気。しかしこの余裕が怖いのだよ。スペリーブラザーズを甘く見てはいか~~~~ん!!!そしてその不安が的中し、先制点は水色チーム。第1クォーターでとっとと入れられてしまった。先制点を取られるのはこれが始めてである。びっくりしたのかみんなの動きがのろくなった。やばいぞ、チミたち!!!第2クォーターでやっとその気になった大ボケ兄がドリブルで突っ込んで行ったが、向こうのコーチの息子がゴーリーをやっており、なかなかゴールが決まらない。第3クォーターで、怒った大ボケ兄がこめかみに筋を立てながら3度目のトライでやっと一点が入った。1-1のまま突入した第4クォーター。大ボケ兄はハーフバックだったが、このチームを背負って立ってると誤解しているヤツはボールを奪って突進。ゴール前であぶくたった煮え立った状態になったところから転がったボールを、ディランの弟ベンが左足で蹴り入れてゴール!やはりスペリーブラザーズのチームは手ごわかったが、なんとか勝って無敗を守ったのであった。来週は土日トーナメント、今までの成績はチャラになり、勝ち抜き戦で勝者が決まる。このトーナメントのために、わざわざNYからダンナの父も観戦に来ることになっている。頼むから初戦負けは避けてくれよ、恥ずかしいから・・・で、どうでもよかった小ボケ弟の試合。ディランのママに『ゴール決めたら、馬に乗せてあげるよ』と言われたので喜んで、いつもよりやる気満々。しかしドリブルでゴール前まで行くものの、なかなかゴールが決まらない。結局小ボケ弟がアシストして入った一点だけで試合は終わった。1-0。負けの多い彼のチームにしては、素晴らしい成績である。ディランのママは小ボケ弟がアシストしたと言うので、『じゃあ後ろ向きに乗ってもいいよ。』喜んだ小ボケ弟だったが、その後雷雨となり乗馬はおじゃんになったのでした・・・