ミセス ガンマの徒然日記

2011/06/17(金)23:00

水をかけようが循環冷却をしようが、「炉心を冷やすことは不可能」

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福島原発「メルトスルー」どころじゃない!建屋突き破って地下めり込み jcast テレビウォッチより 福島第一原発の核燃料はいま、いったいどういう状態なのか。東電・政府によれば、溶けて圧力容器の底に落ちて、つきぬけて格納容器に落ち(メルトスルーし)ていて、でも「チャイナ・シンドローム」のように、大量の燃料がどんどん落ちた(ている)のではない――という。 しかし、彼らの炉心についての分析はこれまでも悪い方に外れ続けており、信用がない。番組によれば、「状況はメルトスルーより、さらに悪い」と見る研究者もいる。どちらが正しいのか、では原子炉をのぞいて正解を見てみましょう――とはいかないのが、国民的にじつにもどかしいところだ。 地下水と接触して汚染水流出懸念 「東電・政府の(収束)ロードマップなんて言ってる状態ではまったくない」と、番組のインタビューで主張するのは、小出裕章・京都大学原子炉実験所助教。 小出氏によれば、溶けた燃料は、圧力容器の下の格納容器でもとまらず、炉建屋地下のぶ厚いコンクリートの構造物に、どんどん溶けながらめり込んでいるという。したがって、もはや水をかけようが循環冷却をしようが、「炉心を冷やすことは不可能」だという。 さらには、燃料がコンクリートをも突き破り、地下水と接触して、(超高濃度の?)汚染水が海に流れ出すことが懸念されるという。 一方 放射能汚染水浄化装置が本格稼働 放射能汚染水浄化装置が本格稼働 継続運転には不安も asahi.com 2011年6月17日22時3分 東京電力は17日夜、福島第一原子力発電所内に大量にたまった高濃度の放射能汚染水を浄化する装置の稼働を始めた。浄化した水を再び原子炉内に戻し、燃料を安定して冷却する「循環注水冷却」に欠かせない装置。だが、浄化装置は試運転で相次いでトラブルを起こしており、稼働後も、運転が順調に続くかどうかは未知数だ。  循環注水冷却は、東電が示した原発事故収束に向けた工程表で、7月中旬の「ステップ1」終了時をめどに実現する「燃料の安定的な冷却」の柱。東電は17日、工程表の2カ月目の見直しを行ったが、この目標は変更していない。浄化装置の順調な稼働は、目標達成の「命綱」になる。  東電は今後、装置で浄化された水の原子炉への注入を18日にも始める。循環注水冷却が動き出せば、「安定的な冷却」が目標通り達成できるとしている。 さぁ、どちらが正しいかは・・・・正解は1ヶ月後に!

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