ある蕎麦屋の庭物語

2020/09/28(月)01:04

秋の空 変わりやすいのは・・

長月に咲く花・咲いている花(26)

どんよりとした空模様。 時折部屋の中へキンモクセイの香りが流れ込んでくる。 高貴で華やかな香り。 追いかけようとすると、すっと消えてしまう儚さも併せ持つ。 花の香りの中では一番好きかもしれない。 秋のこの時期だけの特別な香り。 香りが過去の様々な記憶を呼びおこす。 秋の始まりはいつも哀愁が漂う。 今日の最高気温は24℃に届かず。 火曜日あたりから気温はあがるみたいだけど、数字だけ見るともう秋だ。 ヒガンバナもしっかり花茎をのばしてさわさわと咲いている。 残暑がだらだら続いて秋が短くなると思っていたけど、違った。 冬が早く来る可能性はあるのかもしれないが、今年の秋はちゃんと秋だ。 秋を満喫しよう。 摘芯しそびれた、サルビア・アズレアがもう咲いていた。 スカイブルーセージという別名を持つ。 どちらの名も空色という意味である。きれいな青。秋の空にピッタリの青。 手前はチェリーセージ・ホットリップス。 二色咲きだけど、今は赤の気分らしい。 奥はブッドレア・藍姫。夏からずっとよく咲いてくれている。 こちらも同じ、サルビア・アズレアのソロ撮り。 寒くなると茎の色がもっと濃くなって花色を冴え冴えとした青にみせ、引き立てる。

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