ある蕎麦屋の庭物語

父の運転で買い出しへ。
驚くべきことにヤマザクラがまだ咲いている。
山の上ではなく下のほうのヤマザクラ。
自分が運転しているときは全く気付かなかった。
ソメイヨシノと同じ時期に咲いていたヤマザクラ。
とっくに散ったと思っていたヤマザクラを同じ年にまた見ることができるとは。
違う品種なのかとも考えたけれど、近くで見ることができたわけでもなしそれは分からず。
他が咲いたときに出遅れて、そのあと寒くなって、また暖かくなって。
やっと咲き始めて満開を迎えたということか。
興味深いことに咲いていたのは北向きの斜面に生えているものや、西日が当たりそうなところ、それより少しだけ標高の高い所など様々だった。
道路のすぐ横の竹やぶにはタケノコがにょきにょきと大きく育っているのも不思議な感じがした。
天気がとても良かった。そして暑かった。
季節外れの大きな台風のせい？
薄着にしたのにそれでも暑かった。２５℃。
定期的に雨が降ってくれていたけど、今週は大きく崩れることはなさそう？
水やりの心配がまた始まる。



店前花壇のシラー・カンパニュラータ。
オルレヤに囲まれて咲いていた。
毎年秋に球根を買い足すのを忘れてしまう。
葉もコンパクトだし草丈が低い割には存在感がある。
花に華があるというか。
他の色はまだのようだ。
白花が一番手。




恥ずかしながら、未だにキュウリグサとワスレナグサの違いがよく分からない。
これはどっちなんだろう。
花が大きいほうがワスレナグサなんだろうけど、どれも大きく見えない。
一度並べてみないと、と思えどそもそもそれができたら迷わないよなぁ。





店前花壇。
手入れが足りない。
通路の草刈り機もしないといけないな。
アメジストセージの新芽がまだ出てこない。
耐寒性が低いのは理解している。
苗の出回る秋に植え付けして何度も枯らし、春に挿し木苗を手に入れることができ株を大きくしてようやく冬越しできた。
それからずっと生き延びてきた。
和の庭や道路沿いの花壇にも植えているが、全て枯死していたらどうしよう。
毎年心配するけど、何年も耐えたガザニア・カナリアスマイルが枯れたことを考えると今年は難しいかもしれない。
出てこーい。