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昨夜来の雨が上がって、山には霞が 漂っているようです。白の椿が開花しました。 3月4日付け 産経新聞 正論 「世界に通用した江戸時代の日本人」 青山学院大学教授 袴田 茂樹 氏 偶然ロシアに漂着した(伊勢の商人で廻船の 船頭であった)大黒屋光太夫を例に挙げて、 外国語がしゃべれなくともエカテリーナ女帝に2度も 拝謁し、ロシアの社交界でも一目置かれるだけの オーラを発していた日本人がいたことを紹介した 上で、現代人が江戸時代と比べて一般的に、 人間的には幼稚化し、文化的、精神的には貧困化 したのではないか論じています。この点では、まだ 明治時代の方が今よりはるかにましであったとも。 そして、日本人を次の基準で総合的に判断したら どうかと、提案しています。 凛とした自尊心と信念、生き方の美学 知識ではなく叡智、そして美意識と遊び心などを 統一的に有しているか否かという観点 日本人は、長所や美点をすべて失ったとは 思っていない。国外で生活してみれば良くわかる。 これからの日本の政治や教育は、われわれの 長所・短所をよく認識して、その長所を現代的な 形で再構築するところから出発すべきですと 論じられていました。 まさに同感です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月05日 16時26分03秒
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