大吾郎の日記

2007/06/22(金)23:37

桑田とイチローがシアトルで初対決

スポーツ(43)

 イチロー(マリナーズ)と桑田(パイレーツ)の米リーグ初対決が実現した。(6/22共同) 結果は、イチローが空振りの三振。この日イチローは二安打したそうだが、その連続試合 安打の質問をさえぎって、ピッチャー桑田との対決にコメントを集中したようだ。  いわく、「(桑田さんは)昔の自分でないことを受け入れている感じがする。それは なかなかできるものではない。ボール球で勝負することを受け入れている」と穏やかな 表情で評価した。・・・この報道ニュアンスには、実は伏線がある。実際の打席対決の 前にすでに戦っていたのです・・・  19日の試合(終盤8回)、マリナーズは追い上げて2点差として、2死・1,2塁という 場面。・・・監督が指名したのは、39才のルーキー桑田でした。  「いきなり来たもんで、びっくりした」と言いながら「こういう場面で投げさせて もらえるのは、ありがたいこと。とにかく嬉しいなと言う気持ち」がブルペンから マウンドへ向かう間に沸き起こっていたそうだ。代打が出て左打者のベン・ブロサード。 桑田には、初対決でデータはない。投球練習をしながら素振りをしているブロサードを 窺いながら彼の攻略法をイメージしたようです。「今まで自分で培ってきた経験から、 バッターのタイプを三つに分けているんです。で、素振りをしている姿を見て、 あのバッターは、こういうタイプだからこう攻めて・・・」  桑田のストレート(直球)は、145キロにも届かなかったが彼を内野ゴロに 討ち取った。そのとき、ネクストバッターズ・サークル(次打者待機場所)に 控えていたのがイチローでした。・・・当然、桑田の視野にはイチローが 入っています。・・・イチローの重圧をひしひしと感じながら・・・敵の攻撃を抑えた。  イチローの想い:桑田の復活! 「僕らが勝つためには、打たなくていけなかった のですが、ちょっと『抑えて欲しいなー』と言う気持ちもあったね。これまで、リーグは 違って、日本でもほとんど対戦していないけど、ながい間、時代を作ってこられた方です から、ちょっとこう、特別な感情が・・・『いいもんだなあー』と想いました。」  一方、投げている桑田は、イチローに見られながら、「後ろにイチロー君が控えて いましたから、その重圧をちょっと感じながら投げてました。見えない力で攻撃して いるというか、それで崩れたピッチャーも一杯いるんだなと思いながら・・・」  まさに「竜虎の対決」いや「巌流島の対決」ですね。  この試合の前に桑田とイチローは言葉を交わしている。  桑田:「分からないことがあったら教えてください。怪我しないからいいよねー、 どうやってんの?なんか特別なことやってんの?」  イチロー:「『特別なことしないことが、特別です。』と生意気な答えをしてしまった。」 と反省しているとか。  「きょうのひとコマ」コスモス 庭で咲き乱れています。今日は一日中雨でした。

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