発達障害者である専門職のブログ
注意欠陥多動性障害の特徴は、通常7歳以前に現われ、症状が目立つのは小・中学生ごろですが、思春期以降はこういった症状が目立たなくなる方もおられています。衝動性が表に出ないタイプを(Hyperactivity)を抜いてADDといいますが、衝動性が表に出なくても、頭の中で発想が湧き出て目の前のことに集中出来ていないタイプがほとんどです。 特徴:忘れ物が多い 不注意 多弁・多動 物をなくしやすい 落着きがない 物事を順序立てて行うことが難しい 衝動的 順番を待つことが難しい ワーキングメモリーが乏しい 過集中と放心を繰り返す 衝動優位型と注意欠陥優位型があり、注意欠陥型症候群はADDと分類されます。 脳の機能部位によってタイプが分かれて、症状に違いがあります。 原因:前頭葉・側頭葉の働きが不活発 ドーパミンの動きに偏りがある 治療:薬物療法で改善する場合がある。 成分 メチルフェルニデート 商品名 コンサータなど ストレングス面 複数の分野を統合する力に長けて創造性に優れている。 直感力、決断力に優れている。 興味分野に対しては、素晴らしい集中力を発揮する。 嘘がつけず、裏表がなく純粋。 ユニークで人当りが良い。 周囲を和ませる。 大人のADHD症状診断自己チェック 「日本イーライリリー株式会社のサイト」 関連記事 発達障害の著名人 href="http://plaza.rakuten.co.jp/socialinclusion/diary/201506050000/">発達障害理解の公式 ※障害ごとの特徴は人により少しずつ重なりあっている場合が多く、障害の種類を明確に分けて診断することは大変難しくなっています。また年齢や環境により、診断名が異なることもあります。