カテゴリ:発達障害者雇用
osaka仕事フィールドのコミュニケーションセミナーに行ってきました。 自己紹介では、せっかく学ぶのだから自分を飾らない正直な紹介をしたいと思い、「コミュニケーションが苦手である」ことと、「発達障害がある」ことを語りました。障害開示は必要のないことであったかもしれませんが、その方が肩の力が抜けて自然体になれました。
人とはペースの違う「コミュニケーション法」や、「学習法」が必要な発達障害者は、画一的な教育方法と、人間関係を選択出来ない義務教育環境では、能力が開花出来ずに、力を奪われてしまう現状を感じました。
またその秘めた能力を活かせる雇用環境がなく、障害者として扱われてしまうのです。
しかし発達障害者に対しては障害特性とのすりあわせが必要な部分も感じました。
発達障害者の一部の方にとって、自然なノンバーバルコミュニケーションを行う為には、とても難解な心理的な障壁と向き合い克服が強いられるハードルの高い事である場合もあります。
平成28年より「障害者差別解消法」が施行されていきますが、具体的な内容にはこの様なことも盛り込んで頂きたいと思います。
もちろん、当事者同士では、不自然なノンバーバルへの偏見はなく、逆に緊張をとこうとする配慮が働きます。
「発達障害者雇用」をする上では、その特性を詳細にアセスメントをすることと、認知が出来る形での情報伝達ツールが必要であると思いました。
しかし、それが出来るだけで問題なくコミュニケーションが取れて、仕事が出来るのであれば業務上のノーマライゼーションと言えるでしょう。ノーマライゼーションとは、障害があってもノーマルに生きられる環境ということです。
ユニバーサルデザインとは障害のある方も含めて誰にとっての、バリア(障壁)のない環境デザインのことです。
私たちのバリア(障壁)はコミュニケーションです。
コミュニケーションが取りにくい段差は、従来の言語のみコミュニケーション形態にあります。その目に見えない段差を解消する新たな共通言語が、概念を視覚化したマニュアルなどであると思います。
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Last updated
2016.09.17 14:15:24
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