障害者職業センターの説明会を受けてきました。
ホームページの説明では、ハローワーク、サポステを通じて申し込みをしないといけないと書いていましたが、本人が希望すれば直接申し込むことも可能でした。
名称のイメージから、少し僻地でいかにも福祉施設といった独立した建物を想像していましたが、意外なことに都会のど真ん中の立派なビルの中にありました。
説明会で話された、施設サービスの概要としては。
利用要件
・障害者手帳がなくても利用できる
・無料で利用できる
・ハローワークと提携している
・主治医と相談しての利用をすすめている
・最大3ヶ月のトレーニングを行う
などです。就労移行支援事業や他の就労支援サービスとの関係は、以下の画像の様に

仕事をする為の、基礎体力の不足や生活習慣の確立など、もっと長期な支援が必要な方は就労移行支援や、就労継続支援などの福祉サービスが対象となるそうです。
具体的な流れとしては、担当カウンセラーが個別面談をした後に、各種の検査器具を使って「職業評価」をおこなってくれ、その結果で必要な訓練やサービスなどの利用の計画をたててくれます。
訓練のことを職業準備支援というのですが、「作業支援」「職業準備講習」「精神障害者自立支援」「発達障害者就労支援」という内容になっています。
職業準備支援内容
・「作業支援」軽作業・ピッキング・事務作業・PC作業などを行い、得意、不得意を整理して支援策を検討します。
・「職業準備講習」職場のルール・マナー・報連相の仕方や模擬面接などを学びます。
・「精神障害者自立支援」生活管理・ストレスマネジメント・アサーション・リラクゼーション・対人技能訓練(SST)など。
・「発達障害者就労支援」問題解決技能・マニュアル作成技能・ナビゲーションシートの作成・
職場対人技能訓練(JST)などの内容となっています。
百聞は一見にしかず、とりあえず利用をしてみて内容はお伝えしたいと思います。
まずは「職業評価」の予約をしました。2日間に分けてみっちり行われるそうです。ちなみに、OSAKA仕事フィールドでも「職業評価」を受ける予定にしており、一部同じ検査もあるようです。また、お伝えしていきます。
関連記事 4月22日投稿 「発達障害当事者体験記の感想」
http://plaza.rakuten.co.jp/socialinclusion/diary/201504220000/

関連記事:
Googleカレンダーで簡単に。発達障害のためのタスク管理。
発達障害者である専門職のRE