カテゴリ:ピアスペシャリスト
8月が終わってしまいましたね(-_-;)
ほぼ4カ月も放置してしまいました。もし、ちょこちょこ覗かれている方がおられたら、私の訃報を予感させてしまったかもしれませんね。 安心してください生きてます!むしろ、すこぶる元気です!!ただ、この数カ月はまたまた波乱の日々でした。 この間の動きを簡単にいうと、、、 妻に悪性の大腸ポリープが見つかりショックで妻が10キロ痩せる。 その後の再検査で無事切除出来たことがわかる。 新しい相談支援事業を構築して、モデル事業で成果を収める。 しかし、その後提携企業と喧嘩別れする。 喉の手術で入院する。 退院後に早朝ウォーキングをはじめて、ポケモンGOにプチはまりしてすぐに飽きる。その後もウォーキングは続けて代謝方法と栄養バランス管理を知ったことで、今度は私が10キロ以上痩せる。 そしてまぁ、なんやかんやとありまして、結局、、、 現在私は、、、 クローズ雇用で行政の相談機関で精神保健福祉士として働いています。 関連記事:発達障害者である専門職のクローズ雇用 リンク先:発達障害者である専門職のRE 全国の声なき声にアウトリーチそこに至るまでには、ピアスペシャリストとしての働き方をギリギリまで追求していいました。 具体的には東京の「キャリアコンサルティング 兼 IT企業」と提携して、ネットを利用した相談支援事業を提案し、全国の数名のモニターの方々に対して支援を展開していました。 土地勘もない他府県から寄せられたモニターの方に対して、 現地の社会資源を調査し、 多元的なアセスメントを行い トータルなライフサポートを示すことは 自らの人生を真摯に交差させる様な関わりでした。 ">自分が障害を持っていることなどは明かさずに対応を行ってきましたが、 些細な心情の変化や不安への共感、 言葉の背景にある成育歴や家族関係、 本人の求めるニーズ、 本人の気づいていないニーズ などを、汲み取る事が出来たことで大きな共感と信頼を得ました。 そして、自分の支援観の根幹である「ストレングスアプローチ」が出口のない様な状況に可能性を見出し、奪われていた力を引き出したこと、、、 前向きに生きる力を失いかけていた方に、希望を与えて人生が切り拓かれていくことを実践出来ました。 ">peerな視点を持つ私の主治医が語って下さっていた通りでした。 ASD特性のどこまでも妥協せずに問題を追跡する姿勢などは、専門職の仕事としてプラスに転化する部分もあり、想いを持った支援を行うことが出来る、、、と。 しかし、それは利用者との支援に対して、、、 過剰ともとられかねないクライアントへの共感、 強固な支援へのこだわりは、往々にしてスタッフと軋轢を産むのです。 モニター利用者からの感謝の言葉を受けて、私はこの方向性の支援スタイルに確信を持ちやっと自分の生き方を社会に役立てられる時が来たと思っていました。 しかし、運営サイドから、、、 ビジネスモデルとして簡略化・形骸化された支援内容が提案され">どうしても折り合いがつけられませんでした。結局、ある程度の支援サービスの骨子をつくりながら、袂を分かつことになってしまいました。 そしてクローズ雇用での再就職へ進むことになりました。 ブランクの後の再就職への不安クローズ雇用で働き出したものの、1年以上のブランクは最初は大きな不安となりました。 これまでは少し不登校気味になったことがあっても、ここまで長期に社会生活にブランクを空けたことはありませんでした。 ただ、社会生活を続けている間は、自分の中にある問題点や障害の部分については向き合うのを避けて、騙し騙し過ごしていました。この休業期間の間で、はじめてしっかりと自分の障害受容と課題を見つめて改善に努めて来ました。 が、、、その様に、自分自身の弱さを自覚しながら社会生活を送るのは、丸裸でいるような心細さを感じてしまいました。 「いつかまた発達障害者とばれるのか?」 「ここでもいずれ、扱いが悪くなってくるのでは?」 などの、ネガティブな不安が頭をよぎり続けました。 そんな自分に勇気を与えて下さったのが、支援モニターを通じて生活が改善された方々でした。 発達障害のわたしのこころの声 再就職をしたことの報告がてらに少し仕事への不安を語ってしまった所、 「たけゆき(仮称)さんでなければ解決することはできなかった」 「たけゆき(仮称)さんは、他にも多く人を助けられる」 などと、私にしか出来ない支援への勇気と自信を与えて頂きました。 フランクなコミュニケーションが不得意であっても、 自分の本業は利用者への支援技術だと自覚して、 この数年で学んできたことを振り返り、一早く職場地域の社会資源や地理の把握に努めました。 その結果、ありがたいことに職場では高評価を得る様になりました。 あわせて、「雑談の仕方」や ◆◆話し下手のための雑談力 / 沢渡あまね/著 / 幻冬舎 「笑いのセオリー本」 笑わせる!技術【電子書籍】[ 中島孝志 ] シナプスの笑い(Vol.35(2018)) 精神障がい体験者がつくる心の処方箋 特集:ピアサポート専門員とは などコミュニケーション スキルの本も読んでいましたが、結局職場で求められるのは仕事の力量があってこその話でした。 クローズ雇用が本当の居場所? さてさて、、、 ここまでの話だと、結局、私はクローズで社会に滑り込むことが出来て、めでたしめでたし、となる所ですが、、、 決して、そうは思っていません。 自分の障害をうまく隠しながら普通に働いているようでも私はやはり発達障害者なのです。 一見、微妙な符号に合致した様にうまく社会生活を送っている様ですが、それが一時的なものに過ぎないと自覚しています。 そもそも私が表面に見せているものは、私の生き方の1割にも満たない脚色された部分です。 9割は、、、 社会生活で何度も自己肯定感を挫かれ、 不安や恐怖をどのように克服するかに明け暮れ、 社会的な部分より内面世界が深淵に複雑に連なった、 外見とはまるで違う自分です。 やがて、、、 その異星人の様なディープさは周囲の方々に違和感を与えていくか、あるいは私が周囲の価値基準を過剰に読んで、どうすれば普通でいられるのかばかりを気にして、自分を失っていくのだと予想出来ます。 発達障害が引き起こす二次障害へのケアとサポート <どっぷりと人の和に入っては生きにくい存在なので、一人で生きていく道をつくりあげていかなければならないと感じます。 それに、、、 まだ日本では発達障害者の支援者とオープンにして、その特性を長所として評価される環境はなく、社会ではデメリットとして隠し続けなければ、生きてはいけません。 しかし、私の本質で長所なのは、 発達障害の特性を社会に擬態しながら生き続けてきたことにあると思います。 そして、、、 社会に破れたことで、 自分の障害受容を進め、 自分らしく生きる道を模索した経験こそ 支援者としての最大の武器 だと思っています。 それを形にしてこそこれまでの人生の模索が生きて、本当に 「自分の生きて来た意味を社会に役立てられる」 「自分らしい働き方」 ではないかと思います。 ですので、今の就労期間には、行政サービスの福祉を網羅しながらも限界を見極め、自分の支援の必要性を明確にしていきたいと思います。 そして、独立したピアスペシャリストとしての働き方をつくりあげ、社会に生かされない道を切り拓いていきたいと思っています。 事例でわかるピアサポート実践 精神障害者の地域生活がひろがる [ 金文美 ] しかし、その目的はクオリティオブライフの追究です。 人生を愉しむこと、、、など、これまで考えたこともありませんでした。人の輪に馴染めず、周囲と愉しみを分かち合うのが苦手な私は、19才頃から「自分は社会の歯車になる」と思って生きて来ました。 しかし、豊かな人間性を開花させて魅力的な生き方を体現する為には必要なこととわかりました。 そして心豊かな生き方をしていない人に、苦しんでいる人への希望は与えられないと社会福祉士時代の親友に教えられました。 私はどこまでいっても、死ぬまで発達障害者ではあります。 が、、、 社会で受け入れ続けられない孤独、挫折を経ても、 理解者の支援を受けたおかげで、 障害受容、自己覚知、自己研鑽を重ね、 自分らしい生き方を手に入れようとしている。 そしてこれから更に、 自由な心を持ちながら、 自分の生き方を社会に役立てる道を 体現しようとしている。 そのことが、発達障害、精神障害に悩む方々にとって希望を与える道だと信じて、自分の道を切り拓いていきたいと思います。 新おもちゃによる療育レッスン 辻井正著書 発達障害 療育 障がい児 教育書籍 保育学 保育理論 保育関連図書 子育て読本 bj9047 【メール便可】 3Dパズル/ジオフィクス ジュニアセット(GEOFIX) ピアスペシャリストとしての道を目指しながらの波乱の日々、現場で得て来た発達障害支援情報は。 サイト「発達障害者である専門職のRE」 は以下のバナーからどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.14 15:08:10
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