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もしも僕がＮＨＫ会長になったら？

報道によると、当初予定されていたＮＨＫ会長に安西氏が拒絶したとのこと。飾りだけの、そして責任だけとらされる、ＮＨＫ会長はゴメンだというわけである。

もしも僕にＮＨＫ会長のお鉢が廻ってきたら喜んで引き受け、ＮＨＫの業務改革を徹底的にかつ完膚なきまで行うつもりだ。まずＮＨＫ聴視料を、来年度から半額、５年以内に無料にする。そして、営業収入の範囲でＮＨＫの年間予算まかなう原則を確立する。次に、無用無能のＮＨＫ職員の人員合理化を行い、人件費の徹底的節約を行う。第三に、ＮＨＫが提供する業務・番組サービスの見直しを行う。地上波と衛星放送が各一本あれば十分である。年末の紅白歌合戦や日曜夜の大型時代劇ドラマを始めくだらない大衆愚弄番組を放逐する。よく分からないのは、英国のサッカープレミアリーグや米国野球大リーグの試合の放映である。こんなものは、マニアがインターネットで見ればいいのだ。つまり、国民の生活・文化の向上に役立つ番組提供の視点から「現行の提供番組」の仕分けを行うということだ。

そして、民間放送とのバランスの取れた番組提供を、ＮＨＫが行えばいいのだ。ＮＨＫ職員のための、あるいは自己満足のＮＨＫを完膚なきまでに創造的破壊を成し遂げて、真の国民のためのＮＨＫに変革する。以上が、僕がＮＨＫ会長を引き受ける理由だ。