ソシオネット

2011/01/28(金)07:36

27日の日記

菅直人さんよ、あなたはあまりにもお粗末な男ですな!引き際さえ弁えない、ただただ首相の座にしがみ付いている権力亡者にすぎない男ですな! 通常国会が始まり、国会論戦が展開されているが、菅直人の戦略戦術はあまりにもお粗末である。「熟議の国会」とか「国民参加の国会討論」といいながら、一体どの野党がそういう話に乗ってくるのかの見通しを全然持たないで、ただ主観的に自分の立場を強弁しているに過ぎない。公明党(この政党は個人的には大嫌いであり、共産党とともにサッサと解散してほしいと思っている政党だが)の井上政調会長が、「民主党は、もしマニフェストを修正したのなら、潔く国民にお詫びして、解散か内閣総辞職をなすべき」と指摘していたが、全く同感である。日本の政治は大統領制ではなく政党議会主義なのだから、菅さんは「まず、民主党内の意見集約」を十分に図るべきであろう。思いつきで、「成長戦略論」や「消費税値上げなど」を決していってはならないのだ。いくら、民主党の代表選挙で勝利したからといって、菅直人の個人的見解だけで政策が決定され実行されるべきではなかろう。こんな政治の「いろは」が分からない、もしくは無視して、大馬鹿者のくせに「大宰相ぶり」を天下に周知させようとする、この厚顔無恥にはただただ呆れるのみである。 予算編成でも、税収不足のため大幅な赤字国債を発行して「収入確保」を図ろうというこの楽天主義、やはり菅政権には政治・政策を実現させていく資格が皆無と言っていいだろう。国際格付け会社が「日本の国債を格下げした」と発表したが、当然であろう。菅政権には成長戦略ばかりで「財政規律への拘りがない」、つまり経済や財政音痴のチームだというわけである。与謝野馨氏を「三顧の礼」で閣内に迎えたというが、僕は与謝野氏に直接逢ったこともあり、碁友達なら結構だが、政策マンとしてはいかがなものか?と疑問符が付く男だと思っている。自民党の谷垣総裁が、菅政権の一日でもはやい交代・解散総選挙を求めているが、それもむべなるかなという他にない。 僕はいいたい、菅直人に現下の日本の国難を切り開いていく、展望も覚悟もないと断言して構わないと思う。また民主党も、党内で、もう一度マニフェストの見直し論議をぜひ真面目にやってほしいものだ。玄葉さんや岡田さんも、国民の信頼を取り戻すためにまず行うべきは、政権奪取後の状況を踏まえての「マニフェストの見直し」を党内挙げて徹底的に議論すべきであろう。いずれにしても、菅直人の思いつき政治は、ぜひ止めてほしいものだ。

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