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もう三月も残り少なくなってしまったが、果たして四月はいいスタートができるのだろうか？

１１日午後に起こった東北関東の大地震は、いまだ復興の道筋が見えず、あげくにいつまでも寒く、一体今年は桜が咲くのかな？との疑問を抱かせるものだ。

東京電力・福島原発の事故は深刻の一途を辿り、これまた事態の沈静化・復旧・再生の見通しが立たないまま、無為の日々が続いている始末である。福島県の農家の人々は、原発事故による農産物や乳製品の放射能汚染による被害を、それの補償を関係方面に求めている。新聞の投書欄には、東京電力が加害者であると一方的に決めつけた意見が満載だ。しかし、東京電力の肩をもつ気は全くないが、東京電力だって被害者ではないだろうか？電力供給の責任を負わされて、国・政府の意向と厳しい監督を受けて日本の原発電力開発が進めれてきたのだ。一般的な企業の公害や薬害問題と一緒に論じられるべき問題ではないだろう。Ｍ９の巨大地震、１５m超えの巨大津波、この自然災害が発生することを前提に福島原発は建造されたものではないのだ。それを、政府の枝野官房長官や監督官庁の原子力院スタッフ、さらにはNHKのアナウンサーや解説者は、あたかも現在発生中の福島原発災害は、そのすべての責任を東京電力が負うべきとの態度である。これはファエアじゃないね。その点では国際機関や各国政府、マスメデイアは実に冷静中立な態度で事態の推移をみている点で、
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自民党も、この国難の時期にあって、まだなお”政局”的な発想法で、大連立構想に逃げ腰である。こんなことで、自民党も国民の支持は得られないだろう。地方自治体の統一選挙の真っ只中であるが、僕は個人的には直接被害にあわなかった地方も、選挙を半年ぐらい先延ばしして、１０月ぐらいに統一地方選挙を実施すべきと考えている。１０００年に一度のこの国難の時期に、自民だ民主だ、あるいは中央だ地方だ、ないしは補償を早くしろという脅迫的な一般庶民の我欲、等々、馬鹿じゃないのと言わざるをえないよ。プロ野球のセリーグの開幕に、”お上がいちゃもんつけた”と巨人の代表は嘯く始末。とにかく、この国難に、国民はそれぞれの立場やぶんに応じて、世のため人のために、自分は何ができるかを考えて、具体的な行動をすべきではないのかなあ！