ソシオネット

2011/05/03(火)07:34

2日の日記

USAの国民はやはり単純馬鹿だよ!!とても賢いとはいえないよ! オバマ大統領は、昨日10年前のN.Y.の9.11の悲劇、テロの首謀者とされる、ビンラデインをパキスタンの都市で殺害したと発表し、米国の正当性、正義の勝利を高らかに謳いあげた。それをうけて、米国民は一斉に勝利の歓声を国中で上げたと報じられている。米国民よ、ビンラデイン一人を殺害したからといって、それで事が終わったということではないだろう。「眼には眼を、歯には歯を」を現代でも、米国は国家国民が一致して追及したということであろう。そしてその政策が成功し、自画自賛をしているの図は、まるでジョンウエン主演の西部劇宜しく、正義のカウボーイが悪人を懲らしめている活躍映画と同じだよ。短期的にも、長期的にも9.11の惨劇の解決になったとは、決していえないだろう。 オバマ大統領は、ビンラデインのテロ行為を断罪しているのであって、アラブやイスラム教徒への攻撃ではないと強調しているが、果たしてそうといえるのであろうか?アラブやイスラム教徒はこのたびのビンラデイン殺害に賛成している人は誰も居ないだろう。現に、パレスチナ過激派勢力は、さらなる聖戦を米国に行うと声明を出している。「眼には眼を、歯には歯を」の政策は正義ではないのだ。オバマ大統領は、むしろそのような声明を出すべきなんだ。9.11事件も悲劇なら、ビンラデインの殺害も同じように悲劇なのだ。キリスト教徒とイスラム教徒との聖戦は、十字軍のパレスチナ遠征以来の古い古い話と同じ文脈ではないか?カトリックの総本山バチカンでさえ「十字軍遠征は誤りであった」と認めているのだ。今回のビンラデイン殺害は、「成功ではなく、新たな不幸の始まり」である。この報復・復讐の連鎖を断ち切る勇気こそが真の「正義であり、成功の」道なのである。米国人の馬鹿さわぎもいい加減にしてくれよな!日本人は「八百万の神」の共存を認める国なのだ!

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