外国人から見たクールジャパンとは!?
日本の政府はただ単純に外国人観光客を誘致する為にクールジャパンを推し進めている様に感じてしまう。。。。寿司、アニメ、漫画、ファッション、おもてなし。。。全て完成された製品、サービスで「どうだ、凄いだろう、これが日本の凄さだ」と誇示しているだけ。。。確かに日本人の目線、考え方だとそうなって当然だと思う。しかし、本当の外国人が知りたい日本人の凄さとはそんな結果的な物ではなくて、むしろ精神や創造性、または日本人としての当たり前な仕草や、習慣、物の考え方、行動、学習能力などに興味を抱いているのだ。そういうのが外国文化には存在しないからである。日本の常識は海外では非常識になる事もあり、また、海外の常識が日本の非常識にもなる。どちらが良いとか悪いとかは問題ではないのだ。オイラが言いたいことは、日本の常識には日本の底力が潜んでいて、外国人は日本人の底力の源を学びたいのである。ゆとり教育で育った日本人には興味は余り感じないのです。何故なら外国では当たり前だから。自分達が知っている、見ている仕草、習慣には興味が無いから。それよりも古い習慣、気質、文化に興味があるので多くの外国人はお寺、神社、など京都に感激をするのです。あと、景色とかね。確かに東京は世界でも指折りの大都市に成長したし、凄い町です。全ての東京が凄いかと言ったらそうでもありません。他ではあり得ない事が凄いだけです。渋谷のスクランブル交差点で3千人が同時に道を渡る、これは他では見られる光景ではございません。電車、地下鉄の正確さは外国には存在しません。階段の上り下りのある程度のマナーも海外では存在しません。タクシーの待ち方も存在しません。細かく言うとお箸の使い方も外国には存在しないのです。アジアの一部を除いては。。。それでは外国人が考える日本人、日本のクールな事とは一体どの様なことなのでしょうか?他にもあると思いますが、とりあえず5つ挙げてみました。「Resilience」(回復力),「Human Touch」(人間味),「Past Forward」(過去からの技術の承継), 「Balance」(調和), そして「Auto-artisan」(テクノロジーと職人技術の融合)です。オイラは、これらの要素が、クールジャパンを形成しているのではないかと思っています。というよりそもそも外国人がそう言っていて、オイラも共感している。こんなの日本では当たり前だよと言う声が聞こえてきてもおかしくはありませんが、この当たり前のことが海外では日本ほどきちんと出来ていないのが現状なのです。。。だから海外の人達はそれを目の当たりにすると感動をしてしまうのです。ちなみに現在、新国立競技場のデザインをやたらと気にしているようですが、本当は屋根があろうがなかろうが、関係ないんです。。。屋根と写真を撮るわけでもないし。。。建物を見に行くのでもなく、競技を見に行くのだから。。。コンサートや災害時の利用などそんなことは後付の理由でしかないのです。とにかく以上が外国人から聞いた意見でした。素の日本人、普通の日本人の感覚が素晴らしいのです。しかし、オイラが言う普通の日本人は、もしかしたら存在しないのかもしれません現代の日本には。。。むしろ普通の日本人は1980年頃を最後に絶滅してしまったかもしれませんね。。。あくまでもオイラの勝手な想像ですけど。。。とにかく日本のクールジャパンと外国のクールジャパンは本質が違うということが解かったと言う事です。