2015/05/17(日)10:16
誤診や診療ミスでも謝罪なしで医療費が収入になる
最近身の回りで誤診や診療ミスが結構ある。
検査をせず病名を診断して、他院で全然違う重症な病名がついたりするケースです。
例えば、あまりに例が多すぎるので2例だけ出しますが、
効かないのに薬を出し続けたり、
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特定の薬剤をアレルギーがわからず投与し続けるために起こる蕁麻疹とかあります。
薬が効かないのに大量投薬され、しかも蕁麻疹や肝臓に負担がかかるなどして救急病院にかかったり
入院しないといけないのは見てて可愛そうですが、すべて医療費がかかります。
そうして難しい病気にかかった患者は苦労をしつつ自分に合う専門病院を見つけていくのですという矛盾。
(骨折を見抜けない、脳梗塞を見抜けない、難病を見抜けない等様々。)
●一般企業ではミスがあれば謝罪と対応が求められます
普通の企業などでは、ミスはあってはならないことです。
ですが、病院などの医療の場では、人間という相手なのでわからないこともあるでしょう。
ですが、一般社会的に考えて、自動車ならば車のおかしいところがあれば、リコールして修理する。
(販売した時点でリコール対象のトラブルを発見できないものを販売していたから修正する必要がある)
ミスの処分というのは一般企業であればどこでもあることです。
例えばシステムのプログラムミスの結果、
客に影響が及んだら、怒られるし、トラブル報告書を提出し部長クラスの会議で話し合う。
場合によっては減給、降格の措置をとられることもあります。
●医療の現場では、ミスがあっても請求した後に判明したことは返金対象にならない
医者はもちろんより過酷なことになるが、
保険診療というのは、請求したもの勝ちが今の現状で、
もし誤診や医療ミス、無駄な投薬だったとしても、病院は患者に医療費を請求し収入になる。
患者が知らなければ、ほっといて謝罪なし。
その後の診療もお金になる。
失敗やミスでも手術の術点は算定できるが検査はダメ
病院と言うのは、誤診や診療ミスをしても病院はお金になるわけです。
これは患者側から見て、それはないだろうと言えるかもしれませんが、実際、病気を見つけることは針の穴に糸を通すよりも難しいと言っても過言ではありません。
医療が訴訟ばかりになれば、医療費はこれからどんどん値段が高くなって誰も受けれなくなりますし、
日本の国民に安く医療を受けさせる方針が揺らぎかねません。
病院・病気に関わること
ですが、あまりに誤診や医療ミスが多い病院を調べて警告することは可能だと思います。
これはレセプトという制度で、国から患者の差額分の収入を得ているからです。
●レセプト(診療報酬明細書)の国の機関のチェック時に診療ミスや誤診を発見することは可能ではないか?
病院の請求と言うのは厚生労働省の診療報酬制度にもとづいて計算されているため、
その国の監視を強化すれば、発見は容易なのではないかと思います。
他の病院との診療暦を比べることで、誤診や診療ミスを発見してあまりに多い誤診は処罰できないかということです。紹介状がないのに病名が他病院で大きく違っているなど誤診が多い病院などを調べるということです。
結局それをしたところでどうかなるのかというのはわかりませんが、
あまりに誤診や医療ミスの多い病院を発見し、医療費を減額することなどの対応は可能でしょう。
どちらにしろ医療がリスクだらけの世界になることはさけねばなりません。
医療がリスクだらけになれば、産婦人科医や小児科医が少ない現状のように医者も減るし、
訴訟対策のため医療費も極端に上がるでしょう。
ですけれども、医療最先端の日本が、国民みんなが医療を受けれるのはいいけど、
世界的に誤診や医療ミスが多い国になるというのはなんとしても避けて欲しいものです。
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