雲の階段のドラマですが、またヒヤヒヤしました。
コピーするので医師免許を見せてくださいと事務長。
実家に置いてあるので…
また今度でいいですよ…と。
役者の冷や汗というか目が泳ぐ感じ。すごいうまいです。
医師免許と聞いて目が泳ぐ…この目が泳ぐ演技が似合っているんですよね、長谷川博己。
顔も細くてひ弱なんだけどイケメンというのが出来る医者にピッタリ…
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生活の違いも見えました。院長の娘と一緒のマンションは非常に綺麗。
医師になると突然いい暮らしが待っている。
そりゃそうです。
手術ができる外科医。
医療事務が
年収300万円ならば、院長候補の医者なんて年収2000万円~3000万円はくだらないでしょう。
今回はこの雲の階段の著者を調べてみました。
渡辺淳一さんは、1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。
整形外科医ののち、’70年『光と影』で直木賞を受賞。
チームバチスタの作者のように医者であるからこそ、医学を用いた展開を書くことが出来る特権ですね。
医者って頭がいい人しかなれないので、やっぱり頭のいい人が書ける小説がお似合いっていうことでしょうか。
この雲の階段は医療がテーマですが、もう一つのテーマとしてどろどろとした三角関係が画かれています。
医療ができる、手術も出来る無資格医が、今後どこまで誰にも知られないことを通すことが出来、どういうところからバレていくのか、今後もヒヤヒヤが止まらないですね。
初めての大腸がんの手術が出来るなんて、
本当に強運の持ち主…この院長の言う強運と言うのも今後どう展開されるかも楽しみ。
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私自身も
医療事務ですが、よく事務長が医者に医師免許のコピーをもらっています。
乱雑に自分の机にばら撒いてあります。
このただのコピーの紙切れが、医師としての免許なんですから、偽造も簡単なのでは?と思います。
大学をあたればばれてしまいますが、そこで3流大学を名乗るところもなんか無資格医の寿命を延ばす。
今後も目が離せませんね。