RSウイルス感染症は一度で完全な免疫は得られない
RSウイルスは集団生活で罹患率2.52倍アップ。
RSウイルス感染症で、基礎疾患のない乳幼児の重症化原因
として挙げられているのが、
兄弟姉妹の存在、
保育施設の利用、
家族の喫煙、
母乳期間が短いなど。
乳幼児期から保育施設を利用する家庭も増え、集団生活を通じての感染事例も多い。
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2歳未満乳幼児の母親1030人(保育施設利用者515人)に行った乳幼児の健康などに関する意識調査
(アッヴィ合同会社、東京都港区)によると、RSウイルス感染症と診断を受けたのは全体の9.2%、
非利用者の5.4%に対し利用者は13.6%と2.52倍だった。
感染予防につながる手洗いを実践していたのは全体の26.2%にとどまった。
RSウイルス感染症は一度で完全な免疫はえられず、何度も罹患する子供もいる。
集団生活をする以上、ウイルスにさらされると理解すべきだ。
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RSウイルスに感染すると?
RSウイルス感染症の生後数か月の乳児。
乳児は鼻の調子が少しおかしく、朝のミルクを飲んだ後も顔色が少し悪い程度だった。
数時間後に突然、無呼吸症状に陥ったと運ばれてきた。
RSウイルス感染症は発熱や咳が必ず出るとは限らず、わかりやすい症状がないまま重症化することもある。
乳幼児突然死症候群の一因になる場合もある。
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