痰がからむ呼吸のしずらい長引く咳。
喘息の吸入ステロイドも効かない。
喉の粘膜を調べたら担子菌が見つかった。
8週間、約1ヶ月以上咳が続く患者93人のうち、1割の12人はたんや気道内粘膜から担子菌が発見された。
患者の多くは痰が喉に張り付くような感覚を訴えているという。
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担子菌で最も多かったのは日本に多く分布すると見られるヤケイロタケ。
自宅からキノコの胞子が検出された例もあり環境中に奉仕が広く飛散していると考えられる。
抗菌薬の飲み薬と吸入薬の治療で2週間で息苦しさがなうなり、楽になった。
治療から半年ほど経過で薬の量を減らしながら様子を見ている。
通常より少ない抗真菌薬でも効果が見られる。
担子菌は気道の粘膜の表面にくっついて繁殖しているだけで感染力は弱めのようです。
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