非アルコール性脂肪性肝炎の重症度がわかる組織変化を発見。
飲酒量が多くない人に起こり、知らないうちに肝臓癌に進むおそれのある、
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の重傷度を示す組織の変化を見つけたと、
東京医科歯科大などの研究チームがアメリカ科学雑誌プロスワンに発表した。
チームでは傷ついた肝細胞の周囲を、白血球の一種のマクロファージという細胞が囲む、
hCLSという構造に注目、マウスと人間の患者から摘出した肝臓を調べた。
その結果、hCLSの個数が多いほど、組織が硬くなる繊維化の程度が強く、症状が進んでいた。
NASHの患者は、国内で約100万人と推定される。
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原因はわからず、有効な治療法もない。
肥満の人に多く、まずは食事の改善や運動の生活指導を行う。
小川佳宏・同大糖尿病内分泌代謝内科教授は、hCLSは発症の仕組みを解決する重要な手がかりで、
繊維化に関与している可能性が高い。さらに研究を進め、治療薬の開発に繋げたいと話している。
私が酒を飲まないのに肝炎で肝がん!?
この知らないうちに進行というのが怖いもので、
症状が出て病院にいったら肝臓癌でした、理由は非アルコール性脂肪性肝炎です。
といわれるのが悲しい。
検診の血液検査などでもっと簡単にわかればこういう自体もなくなるのではと思いますね。
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