全国の小児病棟で子供から手術の怖さや入院生活の不安を取り払うため。友達が活躍してる。
学校のボランティアで作った白地の布製人形で、顔や服は子供と親が自由に書く。
治療の説明で使われ、手術室でも一緒だ。
入院中の子供だけじゃなく、家族にも安心感を与える効果があるとして注目されている。
手術室に入るとまず心電図をモニターします、人形を横にして3人の子供とその家族に語りかける看護師、千葉県浦安市
の東京ベイ・浦安市医療センターの小児病棟で行われた入院前の説明の光景。
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手術室に持ち込める人形で不安軽減
さあ、お絵かきをして、手術室に一緒に連れて行けるよ。
看護師が人形を渡すと子供達は思い思いの絵を描き始めた。
翌日に手術を終えた1歳男児の母親35歳はペンであんぱんまんの顔を描いた。
がんばれともメッセージを書き込んだ。
男児は人形に向かってパパとよびうれしそう。
子度は一人じゃないという安心感を得られるよう。
人形はキワニスドールと呼ばれ、慎重は一律40センチ。
慈善団体「国際キワニス」を通じて提供される。
オーストラリアが発祥で、日本では平成13年以来全国の病院に約6万体配られた。
浦安市医療センターの草深純一小児外科部長は幼児から幼稚園の就学前の子供が手術の必要な病気にかかると多くの親は動揺する。
何もしてあげられないもどかしさがあるとき、友達となる人形を子供と一緒につくることで ほっとするようですと語る。
手術室が清潔で何も持ち込めないのは昔の話。
病気と闘う精神が大事、精神が負けてしまうと、せっかくの治療後も引きずる。
そうした病気になって手術になって入院するという精神的ダメージを軽減してくれる効果があるんだと思う。
手術の歳も、子供の手から取り上げられることなく寄り添ってくれるのは本当の友達に見える。
小児ガン病棟日記 ボク、天国でお母さんと会えるかな