夜尿症の定義
5歳以下はおねしょと呼び、5歳以上は夜尿症と呼ぶ。
5歳以上の子供の就寝中の間欠的尿失禁。(一定の間隔でするおもらし)
昼間のおもらしの有無は問わない。
一か月に1回以上の夜尿が3か月以上続く。
一週間に4回以上の夜尿は頻回、三回以下は非頻回とする。
夜尿症の治療のイメージ
生活習慣を見直す
排尿記録をつける
水分接種を制限
水分の取り方、朝昼多く夜少なく
就寝前の排尿を義務付ける
夜更かしを避ける
排尿のために夜中に無理に起こさない
これで改善されない場合
★アラーム療法
寝る前にパンツにセンサーをつけて尿を感知するとアラームが鳴る。
睡眠中の尿意に気付いて起きるか我慢できるようにするための条件療法
★薬物療法
尿量を抑える抗利尿ホルモン薬(内服薬と点鼻薬)を服用。
効果が見られない場合は膀胱の収縮を抑える効果のある抗コリン薬(内服薬とテープ薬)を使う。
子供のおねしょの薬の副作用とは?
治療に関しては、
夜尿症は子供が悪くない、君のせいじゃない。
治療に取り組む姿勢を褒める。
かかりつけ医で経過を見ましょうではがっかりする。
心身の発達に影響する。自尊心の低下、いじめに匹敵する精神的状況。
泌尿器科では夜尿症の専門治療をしているところがあるので病院を変えましょう。