アニサキスは胃の中のミミズみたいな虫。
鯖や鮭、秋刀魚、鯵、イカなどに寄生する細長い虫。
食中毒はアニサキスの幼虫が規制した魚介類や刺し身を食べることで起こる。
食べて数時間~十数時間で激しい腹痛に襲われる。
笑うカイチュウ 寄生虫博士奮闘記 (講談社文庫) [ 藤田紘一郎 ]
生で食べると幼虫が生きたまま体内に入り、幼虫が胃や腸の中で暴れ、歯で粘膜を突き破ったりする。
お腹が痛くなるのはこのため。
治療は内視鏡などで幼虫を取り出すのが一番効果的。
日本では毎年120件ある。(H27とH28)
その120人のうちに、お笑い芸人の渡辺直美や品川庄司が入るのは面白い話だ。
鮭ルイベ漬150g丸カップ入
北海道ではサケやマスを凍ったまま食べる、「ルイベ」という郷土料理がある。
魚アイスかと。
魚にアニサキスなどの寄生虫がいることを前提とした調理法で、食中毒を起こさないための先人の血wとも言える。
「ルイベ」と同様、イカを細く切ったイカそうめんや、アジやイワシを叩く「たたき」がある。
はんぺんやかまぼこなどのすり身も同じくか。
生きたままお腹に入ることを防ぐ寄生虫も一緒に切る料理法。
アニサキスは酢やわさび、しょうゆ、アルコールに強く、簡単には死滅しない。
一緒に食べても食中毒の予防にはならない。
原因不明の蕁麻疹の原因でもあります。