保険仲立人の一言

2007/03/17(土)09:42

命かけて

元気の出る言葉(80)

  学生時代フォークソングが一世を風靡した。数十年振りに、歌詞を振り返るとまた違う味わいがある。自分自身に進歩がないのか、年を取って感傷的になったのかわからない。「命をかけて」というフレーズがよく出てくる。若者の純粋な一途さを現しているのだが、最近は「命」の軽さが目立つようになってきた。生命の大切さを知り、寿命・余命を素直に受け入れ、宿命や運命にとらわれず、「使命」・「知命」・「立命」し、「天命」にしたがって生き貫きたいものだ。「風」作詞:北山修、作曲:端田宣彦  1969年  人は誰もただ一人 旅に出て  人は誰も故郷を 振り返るちょっびりさみしくて 振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ人は誰も 人生につまずいて 人は誰も 夢やぶれ振り返る  プラタナスの枯葉舞う 冬の道で プラタナスの散る音に 振り返る帰っておいでよと 振り返っても そこにはただ風が吹いているだけ人は誰も 恋をした切なさに 人は誰も 耐えきれず振り返る 何かを求めて 振り返っても  そこにはただ風が吹いているだけ振り返らずただ一人一歩づつ  振り返らず泣かないで歩くんだ 「花嫁」 作詞:北山修、作曲:端田宣彦、坂庭しょうご 1970年花嫁は 夜汽車に乗って 嫁いでゆくの  あの人の 写真を胸に 海辺の街へ「命かけて」燃えた 恋は結ばれる  帰れない 何があっても 心に誓うの 小さな カバンにつめた 花嫁衣裳は ふるさとの 丘に咲いてた 野菊の花束 命かけて燃えた 恋が結ばれる  何もかも 捨てた花嫁 夜汽車に乗って  夜汽車に乗って 「あの素晴らしい愛を もう一度」 作詞:北山修、作曲:加藤和彦 1971年 「命かけて」と 誓った日から   素敵な思い出 残してきたのにあの時 同じ花を見て   美しいといった 二人の心と心が今はもう通わない  あの素晴らしい愛を もう一度   あの素晴らしい愛を もう一度 赤トンボの唄を 唄った空は  何にも変わって いないけれどあの時 ずっと夕焼を  追いかけていった 二人の心と心が今はもう通わない  あの素晴らしい愛を もう一度  あの素晴らしい愛を もう一度 広い荒野に ぽつんといるようで  涙が知らずに 溢れてくるのさあの時 風が流れても  変わらないといった 二人の心と心が今はもう通わない  あの素晴らしい愛を もう一度  あの素晴らしい愛を もう一度 人生二度なし、過去はもう戻らない、今日あるのみ <追記>これから、東洋陶磁美術館に、「将軍家への献上」鍋島 特別展を見に行く。日本磁器の最高峰の130点あまりが集合している。大坂の事務所の直ぐそばなのに、平日は出かけることができない。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る