カテゴリ:リスクマネジメント
名古屋大学などの解析で、最大クラスの活断層である糸魚川―静岡構造線断層帯のうち、北部の約50キロ(小谷村~松本市)の断層がずれただけでもM8級の地震を起こす可能性が高いことが分かった。
地震調査委員会が同断層帯についてM8級の地震を予測していたが、これまでずれる範囲は特定していなかった。全体が連動した場合には、さらに規模の大きな地震となる恐れがあると指摘している。 同断層帯では1000年以上巨大地震は発生していないが、各地点の調査の結果、各地点のずれ量から、北部の断層が一気にずれた場合の地震の規模はM8・3程度と推定している。 M(マグニチュード)は地震が発するエネルギーの大きさを表した指標値で、1935年に、アメリカの地震学者チャールズ・リヒターによって初めて定義された。マグニチュードはエネルギーの対数をとったもので、マグニチュードが2増えるとエネルギーは1000倍になる。 巨大地震の予測情報は次々に専門機関から発表されるが、巨大地震への意識や備えや後手に回っている気がする。阪神大震災を経験した地元地域でも防災への意識や活動は停滞気味のようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.14 07:56:21
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