繁昌亭、繁盛
昨夕友人から電話があり、繁昌亭のチケットが一枚あるので来ないかとの誘いを受けたので、仕事を急ぎ処理してタクシーで向かった。事務所から繁昌亭までは中途半端な距離で、急いでいるとき歩くには時間が掛かりすぎる。タクシーは親切心で天満宮の正門前に着けてくれたが、正門横から入り境内を横切っていくと、繁昌亭に通じる北側の門はすべて閉じており、あえなく引き返した。結局、商店街をぐるりと回ってようやく繁昌亭に到着したときには開演時間を5,6分過ぎていた。最初の一席が終了するまで待って、間合いに席に着いた。桂三枝「はなしの世界その四」で、三枝の一席目から聞くことができた。園遊会での皇室とのやり取りの話までネタに取り入れる芸人根性と技には感心させられる。仲入をはさんで、三枝を三席聞くのは始めてで堪能した。「お忘れもの承り所」、「おお マクラはしゃべり」の2席とネタ落とし(新作)の「手紙」の一席だった。当然客席は大入り満員で、大阪の元気の源となっている。次回は来年2月6日、「ダンシングドクター」、「合格祈願」、「大相撲夢甚句」の三席が予定されている。