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乳離れをしたばかりの2~3歳の幼児から、小学校高学年まで、幅広く見られる現象。またの名を「肌触りフェチ」とも呼ぶ。
寝るときは、綿毛布を欠かさない。眠りに落ちた後でさえ、無意識に綿毛布に頬をこすりつけていることがある。これが、綿毛布依存症である。 彼らの名誉のために付け加えるが、あくまでも綿毛布依存症であり、アクリル毛布依存症などという症状は存在しない。乳離れをした、または、自分の下に赤ちゃんが生まれた頃に発症することが多い。つまり、必然とお兄ちゃん、お姉ちゃんにならざるを得ない状況に直面したときに発症するのである。 「すりすり」することで、母親を思い出す。「すりすり」することで、安心感を得られる。綿毛布がおっぱいの代用品となっていることは、言うまでもない。このほかにも、タオル依存症や、ぬいぐるみ依存症も、同類の症状である。 この症状は思いのほか長く続き、保育園や幼稚園に入園する年齢になっても、改善しないことが多い。昼寝のときは、決まった綿毛布じゃないと眠れない。修学旅行にまで持って行こうとする患者もいる。だが、気に入った綿毛布が一枚しかない場合、親は途方に暮れる。とくに梅雨時期は、洗濯してしまったが最後、乾かない。 この症状の子どもを持った親は、寝不足になる確率も高いのだ。 posted by かみいけなつ研究員 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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