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今日、第105夜『田宮模型の仕事』田宮俊作を読んでおりました。
うーん、モケイ、モケイ、モケイ なんてイイ響き。 モケイ、モケイ、モケイ 何度も口ずさみたいイイ響き。 ★『たとえば、多くのプラモデルは実物の縮小でつくられているのだが、スロットカーのようなモデルでは必ずデフォルメがされているということ。寸分たがわず設計すると、どうにも不格好になる。そこでいろいろデフォルメを加える。これは、人間の視覚に原因がある。ふだん、われわれは自動車を目の高さで見ているが、スロットカーは上から見下ろしている。たいていは車幅と車高を変化させるらしい。 設計にはつねに設計者個人のクセをいかしているというのも、おもしろい。とくにパーティング・ラインの引き方に個性が出る。また、組み立てやすいだけが重要なのではなく、組み立てているうちに夢中になるように設計しておくことがポイントになっている。』 ●“組み立てているうちに夢中になる設計”が模型というものの本質。 先の『フランケンシュタイン』。 このメアリーが書いた“読んでいるうちに夢中になる”物語というシステム。 これは人間の模型なのか。 この二版を 刷り重ねてる最中が 夢中かどうかだ。 よし、今夜は あのブットイ葉巻を咥えた 永遠の模型少年 稲垣足穂を彫ろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月30日 00時05分22秒
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