カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
![]() レシピを紹介するほどのことでもないのですが、あーんまり簡単でうまくいったので、恥ずかしながら書いてしまいます。 フランスの小さな町のフリーマーケットで、50セント(70円くらい)でマドレーヌ型を手に入れました(ほかに真っ赤なホーロー鍋も800円で、これは大きな収穫でした)。石けんづくりの型にと思ったのですが、まずは本来の用途も試したい。 そこで、ネットでいろいろなレシピを探し、これらを組み合わせて見ることにしました。どうやらマドレーヌの核心は、粉の一部にアーモンドパウダーを入れることらしいと認識(入れないレシピも多いですが)。 でも、ドイツでも皮をむいたアーモンドの粉は高いんです。皮付きを挽いた粉は安いんですが。それで、以前にディスカウントで買った安いスライスアーモンドをフードプロセッサーで粉にすることに。 ところが、まだ開封していない袋の中で、一匹の蛾がはばたいているではありませんか。袋のどこにも穴は見られませんでした。ということは、製造中に卵が産み付けられて成虫になったってこと?? ま、いいや、火を通すんだからと、飛び出した蛾を殺したのち、スライスアーモンドを挽きました。日本の市販のパウダーほどは細かくならないのですが、いいとしましょう。 こうしてできたアーモンド粉50gを入れたままのフードプロセッサーに、小麦粉60g、ベーキングパウダー小さじ1、砂糖60g、ハチミツ大匙2、卵2個を入れてガーンとまわし、よく混ざったら溶かしバター100gとカルバドス(ラム酒の代わり、これがよかった!)を加えてさらに軽く混ぜます。 あるブログによると、この生地を一晩寝かすといいそうです。待てない私は1時間で我慢切れ。マドレーヌ型(10個分)とプリン型4個に八分目ほど入れて、180度に予熱したオーブンでマドレーヌ型のは13分、プリン型の20分焼きました。 これまたネットによると、焼きあがったマドレーヌをすぐには食べずに、密閉容器に入れて一晩寝かすと、しっとりしておいしいとか。そんなん待てん。私はすぐに食べました。ほっこらしていて、バターとカルバドスの風味があって、自分が作ったとは信じられないほどのできあがり。翌日つまり今日、一晩寝かされたのを食べてみましたが、これは好みの問題。私には、あら熱がとれた状態のマドレーヌの方がおいしく感じられました。 え?蛾がアーモンドに残したであろう痕跡は問題なかったかって?今のところお腹に異常はありません。ま、たんぱく質みたいなものだろうし、180度で加熱したことだし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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