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ガラス玉の雪帽子 posted by (C)solar08植物の水やり装置。中空のガラス玉に水を入れて、逆さにして植木鉢にさしておくと、水がゆっくり土に浸透する。Goerlitzのガラス工房で買ったもの。ヴェランダの植木鉢に挿しっぱなしにしておいたら、雪帽子をかぶってしまいました。 年末から雪が降ったりやんだりの日々が続いています。 もう雪は見飽きたというのが正直なところ。フライブルクはもともと雪が少ない地域なのですが、今はヨーロッパ中が雪だらけですから、ここも例外というわけにはいかないみたいです。 デイジーだといかいう罪のない名前がついた低気圧のせいらしいですけどね、もう雪は見飽きました。北海道の方から見れば、「へでもない」でしょうけどね。 外出するのも、すべることを考えるとつい気後れがします。 でもそうも言ってられないので、近くというか、歩いてたった一分のところにある老舗エコショップに行きました。 雪が降っている間は、道路がツルツルではないので、私でも歩けました。 ちょど犬の散歩に出ていた、下の階の奥様(年齢は同じなんですが、とてもふっくらした方で、リハビリ用など健康体操を教えている女性)から、「バランスとる練習のために、片足で立って、もう片方の足を立っている方の脚のひざにあてて、両手を上に伸ばして、深呼吸を何回もしなさい」と教わりました。 やって見たら、これはそんなにむずかしくなかったけれど、役に立つのかしらん。 二ヶ月ぐらい前から、書いても書いても、気に入らないで困っていた原稿をやっと書き終えました。 たった二ページなのに、どうもしっくりこなくて迷いに迷っていました。 そもそも、昔から作文が嫌いでした。 本の感想文とか、要約を書け、というのは特に苦手でした。要約なはずなのに、やたら長くなっちゃって。 だから、自分がなんでこんな仕事をしているのだろうと、不思議になります。 今回も思ったのですが、形だけかっこつけて書いた文、優等生が書くような道徳的くさい文は面白くないということ。自分の本当の心から出ていない言葉は、読む人の心を打たないし、書いた当人の心も打たないんです。 学校の作文も、先生に書けと言われて、宿題としていやいや書いたから、面白いいのが書けなかったし、書きたくもなかったのだと思います。 たった一度だけ、先生に「面白い」と言ってもらえた作文は、自分でアイスクリームを作ったときの体験記。アイスクリームづくりがあまりに楽しかったので、それを伝えたくて、どんどん書けたのです。 それで今回も、二ヶ月かかってやっと嫌々書き上げた、いかにも環境保護論者が言うような文を、どたんばになってボツにしました。 そして、思い切ってぜんぜん別の、とっぴなテーマに変えました。こちらは、自分が心から面白いと思ったテーマ。すると、今回はスラスラと行きました。 編集者がこれを受け入れてくれるかは、わからないんですけど。 心から興味のあること、印象を受けたこと、思ったことしか、言葉にはならないのですよね。当然ですが。 ブログというのは、誰かに強制されて書くわけではないし、頼まれるわけでもなくて、自分が「書きたいから」、「書きたいときに」、「書きたいことを」書くでしょう。 だから、面白いんですよね。 携帯メールやブログのおかげで、誰もが気軽に何かを書く気になるのは、とてもよいことだと思います。 人間ってやっぱり社会的動物ですね。自分ひとりのための日記はなかなか続かなくても、、他人にも読んでいただく日記だと、書く気が起こるのだから(もちろん、例外はたくさんあるでしょうけど、傾向として)。 ベランダからの雪景色(いつもと同じ) posted by (C)solar08 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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