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ダシ(納豆昆布、茗荷、ネギ、キュウリ、鰹節、醤油) posted by (C)solar08 ドイツではふつうはミョウガは栽培も販売もされていません。 特殊なハーブや野菜の苗を売る店やネット販売で見られるだけ。 ミョウガにとっては、気候がいささか合わないし、野外で越冬できるかどうかも、不定だからでしょう。 日本にいたときには振り向きもしなかったミョウガ。ないとなると欲しくなる。 数年前に、当地のエコステーション(環境教育施設)の温室で育てられていた苗をいただいて、それを大きなプラスチック箱で育てています。 これまでは冬は室内に入れていたのですが、重くて面倒なので、この冬は出しっぱなしにしましたが。 しっかり生きていてくれて、葉が林のように育ちました。 今朝、ふと見ると根元に一個だけ、ミョウガの花が。掘り返せばまだまだあるかもしれないけれど、それは今後のお楽しみにしておいて、この一個だけを掘り出しました。 このミョウガを軸に、山形に長年暮らしていた弟から教わった「だし」をつくりました。 納豆昆布を水でふやかして、ミョウガ、キュウリ、ネギのみじん切りと削り節と醤油を混ぜただけ。 一人の昼食は、この「だし」とネギとワカメのみそ汁と茶碗一杯のご飯だけ。 もうね。成長する必要がないから、これだけで十分です。 でも、こういう食事はドイツ人には理解不可能だろうから、一人のときに楽しみます。 ああ、おいしかった。ミョウガ一個でこんなに和食気分にひたれるなんて! スペルト麦と小麦半々のバゲット posted by (C)solar08 近頃、気がついたことがあります。 朝食は毎日、同じものを食べていても、不思議と飽きないということ。 そして、一日の食事の中で一番おいしく、もっと食べたいとまで感じるということ。 毎朝、上のような自家製酵母バゲットの4分の1ぐらい(ほんの数センチ区画)を縦割りにして、トーストし、バター少々と自家製ジャムでまず甘いパン。 ライ麦サワー種+スペルト麦のドイツパン posted by (C)solar08 そのあとに、毎週、ライ麦サワー種、スペルト麦粉、スペルト麦の粒、胡麻、ヒマワリの種など、毎週内容を変えながら焼いている、ゴツゴツしたドイツパン(などという言葉は本当はないけれど、つまりは固めで詰まった、全粒粉が多めの茶色いパン)の薄切り(幅5ミリぐらい)二枚をトーストして、これに昨晩残しておいたサラダをのせ、固め系のチーズ(アッペンツェラーとかコムテ)のうすーいスライスをのせて食べ。コーヒー二杯。 それだけなのに、「もっと食べたい」と思ってしまうほどおいしく感じます。 昼食とか夕食は毎日おなじものだと飽きるのに、朝食だけは飽きないというのが不思議です。 今回のドイツパンはクラムが理想的にできたわ。水分がちょうど良かったからなのか、ライ麦サワー種の継ぎをちゃんと18時間かけたからなのか、、、。詰まらず、気泡が大きくならず、フワフワにはならず、いささかしっとり、というのが理想。このパンが乾いて石のように固くなっても、ドイツ人はおいしいと言います。焼きたてで柔らかいと、おいしくないと感じるようです。なんだか、わたしもいつのまにか、そういう味覚になってきたみたい。たしかに、カリッとして固めの方が味は良い。ただ飲み込むためには、キュウリとかトマトをのせて水分の補給がわたしには必要です。 ライ麦サワー種+スペルト麦のドイツパン posted by (C)solar08 胡麻がのった、カリッとした皮がおいしい。 リンゴタルト posted by (C)solar08 フランスのスーパーで買った安いタルト生地にヘーゼルナッツの粉とバターを敷き、薄切りのリンゴをのせて焼き、ナバージュをかけただけ。 外側の白っぽいリンゴはニュージーランドだかの輸入もの。切ったまま放置したのに、ちっとも茶色くなりませんでした。中心に近いリンゴは庭の早生のリンゴが地面に落ちたもの。どのリンゴも虫食いで、打ち身がありますが、小さくていとしいの。こちらは茶色くなりました。この違いが不思議。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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