テーマ:食べ物あれこれ(50802)
カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
![]() イエロー小麦のバゲット posted by (C)solar08 毎週一度はバゲットを焼いているのに、いまだにクラムが詰まったり、もっちりします。 そしたら、今日ちょうどAmeliaさんが、もっちりクラムの原因が書かれているパン職人さんの文の抜粋を紹介されていました。 そうそう思い当たるわ。ふだん使っているスチームオーヴンは、コンベクションなので熱風がもろに生地に当たり、しかも最高温度が230度しかないので、内部に熱が通る前に、外側が固く焼かれて、熱の通りをさえぎっているのかもしれません。 それで今回は、アルミトレーで表面をカバーするようにして焼いてみました。 そしたら、まあまあ、私としてはかなりの大穴が開きましたよ。原因はこれだったのかしらん。 今回使った小麦はGelbweizen、つまり黄色小麦という粉です。有機農業の農家が栽培しているようで、カロチンなどが多く含まれているので黄色なんだそう。 写真からは黄色がわかりませんね。 ひどい写真ですみません。なにしろ、このバゲットを三日かかって少しずつ食べるので、撮影のためにすべて切ってしまうわけにはいかなくて、、、。 かぶせと言えば、カンパーニュをぱっくりさせるために、ボールで被せる方法はふつうに知られているけれど、前もって被せようのボールをオーヴンに入れて熱くしておく(オーヴンの温度が下がるのを防ぐ)のが嫌で、ずっとしていませんでした。 どこかのブログで、ボールを熱せずに、ただ温水で濡らしてから記事に被せるという方法を読んで、これなら手軽だと喜んで、実行しましたよ。 ![]() ボール被せ焼きしたカンパーニュ posted by (C)solar08 そしたらね、熱したボールをかぶせたときと変わらないくらいにはパックリ開いてくれたわ。 まあ、みなさんのようにすっごくパックリとはいきませんけど。 コンベクションというのは便利のようではあっても、短所もあって、熱風の当たるところと当たらないところの違いが大きすぎて、焼きムラができたり、クープの開き方がかたよってしまうのが難です。 ![]() 桜アンパンとアップルパン posted by (C)solar08 羊羹づくりで余った餡子の処理のために、久しぶりにアンパンを焼こうと思ったら、ちょうどだるまや。さんが、餡でなくて煮リンゴを入れたパンを作っていらっしたのを見て、真似がしたくなって、さっそくリンゴをレモン汁とラム酒とレーズンで煮ました。 リンゴは煮ても汁が出るので、それをどうするかが問題。 そういえば、ドイツのパン屋で売られているデーニッシュ風の菓子パンにApfeltascheというのがあります。つまりはアップルバッグあるいはアップルポシェット。 今回はアンパン用の菓子パン生地だけど、形だけをアップルバッグにまねて、長方形の生地に煮リンゴをたっぷりのせて、その上に同じ形の長方形でふたをして、何本もクープを入れます。こうすればリンゴがたくさん詰め込めるし、汁がクープから蒸発してくれるだろうと思って。 本当はリンゴの下にカスタードクリームをしくと、もっとおいしいけれど、カスタードソースを別添えにすることにして、今回はリンゴだけ。 アンパンもアップルパンもあいかわらず成形がへたなので、お見せするようものではございませんが、まあね、おいしかったということで。アンパンには、大切にとっておいた頂き物の桜の塩漬けをおへそに入れたら、なつかしいアンパンの気分。なんとも言えませんね、桜の香り。 ![]() サワー種とスペルト麦粉のドイツパン posted by (C)solar08 テレビで見たパンについての番組で、白パン(つまりは白い粉で焼いたバゲットとか食パンとか丸パンなど)はおいしくて、即座にエネルギー(糖分に変換しやすいから)は出るけれど、長時間の持続的なエネルギー源にはならず、すぐにまたお腹がすき、いわゆる黒パン(つまり全粒粉やふすまなどミネラルや繊維が多く含まれたパン)は持続的に力が出るというのを、実験して見せていました。 茶色い(黒い)ドイツパンは繊維が多いので、お腹の調子にも良いと思っています。旅先で白い粉のパンばかり食べていると、調子が悪くなります。 でも、バゲットも大好き。だから朝食にはどちらも欠かせません。 明日はアンパンとバゲットとドイツパンの朝食だー。うれしい。 今日も南ドイツは春日和、シジュウカラがピーチク、ピーチクさえずっていて、日中の気温は8度ぐらい。 冬はいつ来るのかな。明後日頃らしいけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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