カテゴリ:アウトドア
![]() バラのアーチ posted by (C)solar08アーチになるのはいつの日か 前にも何度もお見せしている、フランスの小さな村の家に一週間ほどいました。 先週は日中は35度にも達する暑くて快晴の日が続いたので、暑いこと、暑いこと。 日本のように湿度は高くないから楽ではありますが、日差しが強いので、焼けるような暑さ。 この家は広い庭で過ごすのが、一番の楽しみなのに、庭にいるのが辛いほど。 家の中は、分厚い石の壁のおかげで、とても涼しくて、気持ちがよいのが助かります。 庭のあちこちに植えたバラの一つ一つの成り行きを見ていて、つくづく生物っておもしろいなと思います。 たとえば下のバラ ![]() 数年前から元気なバラ posted by (C)solar08 今では枝の先がわたしの背より高く、枝の広がりも1メートル以上と、堂々とした株に育ち、毎年、見事な花をつけてくれますが、数年前に別の場所にいたときには、幹一本だけで花を一輪つけただけの、ヒョロヒョロした哀れな姿でした。 それが、場所を移したとたんに、ぐんぐん成長したのです。 そして、このバラ ![]() 突然、元気になった posted by (C)solar08 この株は上のバラの近くに植えられていて、日当りも土の状況も同じだったのに、5年ぐらいウジウジと小さく縮こまって、情けない花をぽつり、ぽつりとつけるだけでした。 それが、突然、今年は四方八方に枝を広げて、花をたくさんつけています。別に肥料をやったわけでもないのに。もしかしたら、やっと根が土深いところまで達して、栄養や水を吸収しやすい状態になったからかもしれません。 しかも、この家はふだんは人がいないので、雨が降らないと、土が乾ききってしまい、たくさんの植物が毎年、枯れていくのに、乾燥もなんのその、香りのよい花をつけてくれました。ほんのりしたピンクがきれい。 ![]() ワイルドローズ posted by (C)solar08 この香り豊かなワイルドローズはこの20年、毎年、花をたくさんつけますが、剪定などがされていないので、枝が混み合い、アブラムシにもとりつかれたりして、苦労しています。 そういえば、家のヴェランダで鉢植えで育っていた間は丈夫だったバラを庭におろしたとたんに、まったく花もつけず、成長もしなくなってしまいました。 前はすっごく繁栄していたバラが、いつの日がしぼんで行くのも観察しています。 人間と同じだね。いつかは消えるのよね。寂しいけれど、それが現実。 30度以上の猛暑の一週間が終わって、やっと25度ぐらいのとても過ごしやすい日に戻ってくれました。 ![]() 庭から遠くの丘陵を見る、フランスで posted by (C)solar08 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/06/16 12:41:26 AM
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