テーマ:食べ物あれこれ(49630)
カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
プラム(プルーン)の梅干し posted by (C)solar08 スイスにお住まいのおみかん2さんのブログ「いつも食べることばかり」を拝見していたら、プルーンやミラベルや杏で梅干しのようなものをお作りになった記事が出ていました。 さすがおみかん2さん。そもそも私がプログというものを知ったのも、おみかんさんのブログがきっかけでした。 生ラーメンがないドイツで、麺の作り方を探していて、行き当たったのです。 彼女のアイディアはシンプルかつ名案。細い乾麺を重層を入れてゆでると、ラーメンぽい香りが出るというもので、やってみたら本当でした。 梅干しはドイツでもエコショップで良質のものが買えるのですが、高いのが難。 まあね、梅干しが好きでもないから、どうしても買いたいとは思わないの。 一方、プルーンが旬の今、生のプルーンは1キロ150円ぐらいで買えます。だから、これを梅干しにするとうのはすばらしいアイディア。 でも、本当にそうなるのかしら。日本の青梅よりプルーンはずっと甘味があるし、酸味は少ないし。 ちょっと疑心暗鬼で、まずは500gで試しました。 それと、今回は種をとってみました。 おみかんさんが書いているとおり、重量の12パーセントぐらいの塩をまぶして、酸味を補うためにクエン酸の粉も入れて、重しをして一ヶ月ぐらい。ちょうどベランダのプランターにあった紫紫蘇も塩でもんで混ぜました。保存材としてビタミンCの粉(アスコルビン酸)も少々。 塩漬けのプルーンからは真っ赤な梅酢ができ、とっても良い香り。 これをベランダで三日干したら プルーンの梅干し posted by (C)solar08 なんかね、まだ実の部分がちょっとコリコリしていて、普通の梅干しのようにべちゃんとはならなかったのですよ。 でも味はクエン酸のおかげで酸っぱくなって、まさに梅干しでした。 そしてもっとすばらしいのは、すてきに赤い梅酢。 プルーンは青梅よりも赤いので、紫蘇の助けがなくても、梅干しも梅酢も赤くなるのは当然です。 プルーンの梅酢につけたショウガ posted by (C)solar08 まるで着色料を入れたみたいに、きれいな赤色でしょう。 この梅酢に砂糖を少々たしていったん沸騰させ、ショウガの薄切り(新ショウガはこちらにはないので、ひねショウガを薄切りにして数秒ほど熱湯に入れたもの)をつけました。 プルーンの梅酢につけた紅ショウガ posted by (C)solar08 こんなに真っ赤になって、市販の人工着色した紅ショウガみたい。小さい頃、この真っ赤に色付けされたのが欲しかったけれど、母は「人工着色してあるからダメ」と買ってくれなかったなあ。あのとき、プルーンのことを知っていたら、自然な色で着色できたのにー。 そういえば、母方の祖母は、東京のちっぽけな庭になる梅で、毎年梅干しと梅酒をつくっていたっけ。干した梅干しが塩を吹いているのを、目を丸くして眺めていたことは、今でも覚えています。あのときには、梅干しはどうやって作るのかなんてことは、考えもしなかったのに、今頃になって、こんなことを生まれてはじめてするとは、、、。 500gでの体験に気を良くして、次には1キログラムを丸ごと塩漬けにして、干しました。 一番上の写真は、これを3日干したときのです。 今回は皮がしわしわになって、中身も柔らかくなって、梅干しみたい。 一つ、カツオ節をまぶして、ご飯といただきましたが、ほんとに梅干しそっくりの味でした。 おみかん2さんのおかげです。おみかんさんは、これを梅ペーストにもなさるようですが、わたしはこのままで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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