テーマ:旅のあれこれ(10341)
カテゴリ:旅
![]() Hakone, Japan posted by (C)solar08 東京プチ旅行では、やさしい友人のおかげで箱根に一泊旅行をすることができました。 箱根って東京からこんなに近いのに、山や湖が楽しめるすばらしい所なんですね。 それなのに、学校での遠足で山に登った以外は、一度もでかけたことも泊まったこともありませんでした。 友人が予約してくれた宿は「松坂屋本店」という、なんと創業350年の老舗旅館。1662年(寛分2年)の創業だそうです。 もちろん、何回もリニューアルされて、現在は和室の隣に広々としたベッドルームがあり、館内は和と洋を巧みに組み合わせて、落ち着きとモダンさがマッチしたすてきな雰囲気。あちらこちらのディテールのデザインに目がとまります。 ![]() in einem japanischen Hotel, Hakone posted by (C)solar08 温泉自体もすばらしいのですが、わたしは湯船に長くつかっていられない(忍耐心に欠けるのと、風呂に入る習慣を忘れてしまったのがいけないらしい)ので、カラスの行水を二回しただけになってしまいました。 お食事は創作料理。 たとえば、こんな美しい前菜とか ![]() Japanische Küche, Vorspeise posted by (C)solar08 こんなジューシーで柔らかい牛肉とか(三枚肉とは信じられないやわらかさ) ![]() Japanische Küche, gegrilltes Rindfleisch posted by (C)solar08 旬のサンマと焼きナスとか ![]() japanische Küche, gegrillter Fisch und Aubergine posted by (C)solar08 他にも松茸のお吸い物とかキノコと白身魚の上品なお鍋とか、、、、。 見た目に美しく、食べておいしく、それでいてお腹にもたれない和食、ああ、天国の気分。 ところで、旅館でもレストランでも和食のコースなどを食べるときに、「お食事をお持ちしましょうか」とか「お食事はいつに」という言葉を使うでしょう?この「お食事」はご飯と汁物と漬け物などのことを指すわけですよね。 昔から、わたしはこれが不思議でした。今でもです。 はじめてこう聞かれたときには、何の事を言われているのか理解できませんでした。「お食事をお持ちしましょうか」、ってもうお食事しているのに、今まで食べてきたのはお食事ではなかったの?っと聞き返したくなったほど。 推測するに、アルコールを飲む人にとっては、ご飯以前のお料理は「お食事」ではなくて、「酒のさかな」だから、最後の〆としてのお米ご飯と汁物・漬け物が「お食事」というわけなのかもしれませんね。 わたしはアルコールが飲めないので、この「酒のさかな」がピンとこなくてね。最初から「お食事」を持ってきていただきたくなるのを、こらえることがあります。 翌朝の朝食も豪華 ![]() japanisches Frühstück posted by (C)solar08 写真以外にりっぱな鯵の開きとか、お刺身などまでついてきました。 とくにおいしかったのは、ササガキゴボウとアサリとネギの煮物。上品で味わいがある逸品。 アジの開きもおいしいわ。アジという魚はドイツやフランスでは出会わないので、貴重です。アサリは出会うけれど高い。 ハムだけは「なくていいのに」と思いましたが、あとは満点のお食事でした。 詳しい創作料理やすてきなお部屋や施設については、このホテルのサイトのすてきな写真をご覧下さいね。 何度も書いてますが、日本の食事状況ってほんとうにすばらしいですね。 でもね、余計な心配までしてしまいましたよ。 従業員がこれだけ多くて、部屋の一つ一つがとても広くて、調度品が凝っていて、清潔で、サービスが完璧で、こんな手のかかる料理を出して、採算が合うのだろうかと。 客の立場から見ればたしかに安くはない価格だけれど、経営する側からみたら、さぞかしご苦労が多いことでしょう。 また、来てみたい宿です。 ![]() 彼岸花 posted by (C)solar08 箱根では鮮やかな彼岸花(曼珠沙華)も見ることができて、幸せ。この花、どこか寂しげなのに艶やかですね。 そして、東京旅行から戻って10日には、どういうわけかまたまた ![]() コートダジュール、アンティーブ岬からニースを臨む posted by (C)solar08 地中海沿岸のコートダジュールに来ていました。 ちょうどお天気が良くて、九月末から十月はじめだというのに、日中は夏のよう。 相変わらず、人々の大半は泳がずに、浜辺で肌を焼いていました。 わたしは雨傘を日よけにして居眠り。 ![]() soup de poisson posted by (C)solar08 食事?フランスだからって、どこでも食事がおいしいというわけではありません。 ミシュランの星つきレストランは別として、あるいは一食に1万円も出す場合は別として、ふつーのふだんの食事をするなら、同じお金で日本の方がずっとおいしいものが食べられるというのが、わたしの独断と偏見に満ちた意見です。 それに、ドイツの方がフランスよりもおいしいくらい(2000〜4000円級の食事ならの話ですが)。 というのも、ドイツの方が物価も人件費も安いからです。そのつけは、誰かに、そしてどこかに回っているはずなのですが、表面的にはこれが景気の良さにも貢献しているようです。 そういえば、フランスでも気泡の大きなバゲットには出会わなかったなあ。 クロワッサンはおいしかったし、一度だけ食べた、人気パティッセリーのフランボアーズタルト(一個800円!)もおいしかったけれど。 やっぱり日本の食事が恋しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/10/05 01:38:48 AM
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