テーマ:食べ物あれこれ(50683)
カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
ホップ種をいい加減に扱いすぎていたようです。
元気がなくなって、いつもなら粉と混ぜてほっておけば、数時間でふくらんでくれていたのに、うんともすんとも言わなくなってしまいました。 ホップ種をなめてみたら、酸っぱい、酸っぱい。 あまりにひどい扱いにされたためか、雑菌が増えたようです。 ネットで見たら、砂糖をくわえて室温に置いておいたら、また元気になったという記事があったので、そうして見ました。 それでも元気になりません。 当座の処置として、粉イーストをほんの微量だけ足して、なんとかバゲットは焼けましたけれど、これはいかん。 最初から起こし直すかなあ。 いやいや、面倒くさい。 で、試しに、この酸っぱくなったホップ種をほんのちょっと(50ccぐらい)を「スターター」として使うことにして(まだホップ種がこの液体の中に生存していることを祈りつつ)、ジャガイモ中一個でつくったピュレー、乾燥ホップの実の煮出し汁、砂糖かなりたくさん、乾燥麹もかなりたくさん(大さじ2杯ぐらい)と水を足して、今回はちゃんと殺菌した瓶に入れて、30度ぐらいのところに数時間、それ以後は室温で半日置いておいたら、ブクブク、シュワーっといつもの反応が戻ってきました。 思い起こせば、元気がなくなるにいたる過程では、継いだ時にこういう反応もなかったのに、それにも気がつかずにいたのがいけなかったのかも。 それと、近頃は継いだ後に暖かいところに置く時間が少なすぎたのも、元気をなくさせた原因なのかもしれません。 今回は、暖かいところに置いて発酵を進ませてから冷蔵庫に入れたのが良かったのかしら。 そして、二日後にこの生き返ったらしいホップ種でバゲットを焼いてみたら(粉イースト足さず)、生地はふくらんでくれて、バゲットもそれなりに焼けてくれました。 これに反省して、まずはもっと頻繁に(一週間に一回ぐらい)継ぐことにします。 ホップ種も人の子、というか生き物。 栽培植物や人の子と同じように、いつも様子を見て、声をかけてあげないと、元気がなくなるようです。 元気がなくなったホップ種を蘇らせる正攻法はわかりませんが、まずはこの方法で試してみよっと。 それとも、もしかして、前種なしでも、ジャガイモとリンゴと麹とホップ煮出し汁と砂糖と水を混ぜておくだけで、ホップ種を起こすことができるのかな。 6日もの間、毎日同じ作業を繰り返さなくても。 一度これも試してみなければ(怠惰な人間は手抜きの方法ばかり考える)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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