カテゴリ:エコライフ
![]() 二枚のシャツからリメイクしたワンピース posted by (C)solar08 近頃の下着(下半身用)は、ゴムが本体に縫い付けられているタイプのものがほとんど。 だから、ゴムが伸びてしまうと、付け替えることができない。 本体はまだどこも傷んでいないのに。 まだ使える物、まだ食べられる物を捨てることは、なかなかできない。 貧乏性のせいなのか、資源の無駄をしたくないというモラルなのかわからないけれど、心が痛んで、どうしてもできない。 それで、伸びてしまったゴム帯をそのまま折り返してミシンで塗って、そこに新しいフツーのゴム紐を通すことにした。 ものすごくダサイけど、下着は清潔で機能さえ果たしてくれれば、構わない。 ちょうどあったゴム紐は、数年前に日本の百均で買ったヤツ。しかも、わたしでなくてBFが買った(伸びた下着のゴムを入れ替えて欲しくて)。 思わず笑っちゃった。ドイツ人のシルバー男性が日本の百均でわざわざゴムヒモ買って、ドイツまで持ち帰るなんて。 ドイツにだってゴム紐はあるのに、なんで日本で? まあどうでもいいや。 ゴム紐のおかげで、二枚の下着が救われた。 救ったといえば、BFの古ーいシャツ、ブラックとモスグリーンの二枚からワンピースを作った。 前身頃を幅30cmぐらいに切り取って、これを横にしてボートネックと肩から胸にかけての部分、そして裾の部分に使い、元のシャツの後ろ身頃をこれらの中間に使った。 ボートネックの前の部分に元のシャツのボタンが飾りになる。 このアイディアは近くのブティックからいただいた。 メードイン・ジャーマニーの高い衣類のブティックなんだけれど、お客が入っているのを見たことがない、寂しいブティック。 そのショーウインドウに、おもしろいけどかっこ良くないブラウスとワンピースが展示されていた。 両方とも、新しいワイシャツをわざわざこわして、作り替えたような服。 ネックの部分にワイシャツの前立てやポケットが横向きに使われているところが斬新。 でも、使われているシャツの色がわたし好みではないし、形がただの四角みたいなので、欲しいとはとうてい思えなかった。 でもこのアイディアをぜひ使いたい。 というわけで作ったのが、このワンピース。 黒とモスグリーンが交互、前後するように縫い合わせたら、かなりモダンで大胆になった。 最初は袖無しのつもりだった(袖なんか作るのが面倒)けれど、あまりに頼りなげで不格好なので、元のシャツの袖を切って半袖にして、それをそのまま縫い付けることにした。 袖ぐりが袖の周囲よりも短かったので、わきの下の前後の布の間に適当な三角布を縫い付けて、寸法を合わせた。 こうやって、型紙もなく、ただ古いシャツをジョキジョキ切って、縫い合わせたにしては、ちゃんとワンピースになったから不思議。 くたくたに着古したシャツなので、布が柔らかくて、着心地がいい。 材料費ただだったから、汚れても構わないしで、気分がいい。実際、これを着たままパン焼きをしたら、しみがついてしまった。あー。 下に黒のレギンスを履いて、裸足で靴はいて、近くのギャラリーの展覧会ヴェルニサージュにも出かけてしまった。 こうなると、またまた実験がしたくなる。 以前に、グレーとベージュの濃淡の太い格子のリネンジャケットの前後身頃、裾から3分の2を切り取って、クッションカバーにしてしまったんだけど、その残り、つまりはとても短ーいボレロのようになったジャケットがある。 捨てるつもりでゴミ箱のそばに置いたまま忘れていた。 これは短すぎて、どうにもならないよなあ。 でも着てみたら、やけにしっくりなじむ。 これ、有楽町の西武で買った、かなり長めのサマージャケット。買ったときはまだ母が生きていたような、、、。そんなに古いの。 それなのに、今でも通用するほど、かっこいい。 クッションカバーなんかにするんじゃなかったー。 わきの下、数センチのところで切り詰められたミニジャケット。 この下に黒のリネンの布を縫いつけたら、着られるようになるかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/06/25 01:09:38 AM
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