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カテゴリ:受験色々
その電話を、待ち望んでいました。 第二志望校に入学手続きをし、表面上は日常生活に戻ったそらと私。 毎日、電話を気にするそらには あまり期待せずに第二志望校に行く事を考えようね、と言いつつ。 仕事が忙しい時期に何日もお休みを頂いた分、ひたすら働いていても それでも私の心の片隅には、常に繰上げの事がありました。 眠りに就く時、今度は、願いが叶う瞬間をイメージして。 一瞬でも諦めれば、それが現実になってしまいそうで、信じて祈り待つ日々でした。 今思えばとても短い期間でしたが、その時はとてつもなく長く感じられました。 仕事中も、常に携帯電話をデスクの上に置いていて。 ちょっとした打ち合わせから席に戻り 当たり前のように手に取った携帯電話に着信履歴がありました。 この番号、似てる・・・ 何か心がざわついて、第一志望校の代表電話番号を確認していたその時 職場に私宛の電話が掛かってきました。 電話を取り次いでくれた同僚が口にした先方の名前。 その学校名を聞いた途端、涙が溢れて。 自分でも驚くほど震える手で必死にメモを取りました。 業務中に、しかもフロアの真ん中で涙声で電話対応する私。 傍から見れば、さぞ滑稽だったことでしょう。 でも、そんな私に同僚達は祝福の声を掛けてくれました。 もしも連絡が来たら、すぐに知らせてあげるからね そう約束していたため、すぐそらに電話を。 母親からの電話、という時点で内容は分かってしまったも同然で そらの受け答えはとてもそっけなく、私はちょっと拍子抜けしましたが 担任の先生が教えて下さいました。 満面の笑顔です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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