日本語教師のひとりごと Il soliloquio di una insegnante

2009/12/25(金)17:13

聖フィリッポ・ネリ

トリノはエレガンテ☆(194)

トリノで一番大きい教会は、聖フィリッポ・ネリを祀ったサン・フィリッポ・ネリ教会。 フィレンツェ生まれのフィリッポ・ネリさん。 8歳のときに、ナポリに住んでるお金持ちのおじさんのおうちの養子になったけど、清貧な生活がしたくって、16歳でローマに引っ越し。 33歳のときに、病人の看護にあたる「聖三位一体信心会」を作ったんだって。 それから司祭になる勉強を始めて、司祭になったのは36歳。 信徒さんと一緒に祈ったり、本読んだり、聖歌の合唱したりして、それが後で「オラトリオ」(祈りの家)っていう修道会になったらしい。 窓のまわりのメダルの中は、そんなフィリッポ・ネリさんの生涯だって。 遠くってよく見えないけど。 オレンジの法衣が、フィリッポ・ネリ。マリア様にトリノの街を紹介してるところ。 マリア様もトリノ観光ね。 マリア様の左側は、福者ジョヴェナーレ・アンチーナさん。 ローマでフィリッポ・ネリさんと一緒に働いた人。 この人が着てるのは、雨の日用のコートだって。刺繍が入って、超豪華。 ところで、オラトリオをwikiで調べると、「1640年頃、イタリアで始まったクラシック音楽における楽曲の種類、ないし曲名の一つ。バロック音楽を代表する楽曲形式のひとつである。」ってことで、ジャンルはクラシック音楽。 お祈りのときの聖歌が発展したのよね。 ってことで、この教会はパイプオルガンも豪華。

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