2008/01/26(土)18:44
金銭感覚が狂ったみたい
更新が遅れました。
このブログでもお知らせしているように、株の売買をしています。
今週の始め頃に株が暴落しまして、いえ先々週からその兆候はあったのです
が。多少の余裕をもって株の売買をしていました。少しぐらい下がっていて
も200万円ぐらいの現金の余裕はありました。
しかしこの2週間ぐらいで、あっという間に500万円ぐらいの損失を出し
てしまいました。ついに今週の初めに、追証がかかりました。
信用で売買していたので、その保証金を上乗せしろ、つまりお金を振り込め
という話です。それで妻が大切にしていた、昨年夏にマンションを売ったお
金から100万円借りることになりました。
妻は泣いて「これだけはやめて~」といっていましたが、「いま全ての株の
売買をすると損するから、もうちょっと戻ってから手放すね」と言って、妻
の承諾を得ました。
私個人はほとんどお金に執着がないんです。
自由なことが一番大切なんです。
だから全てのお金は妻に預けています。
私個人の小遣いもありません。私が持っているお金は全て事業に関わるもの
です。
それで追証を払ったと同時に、一番リスクの高い株を手放しました。
実はそれはほぼ最安値に近いものだったんですが、、、200万円ほど損し
たことになります。まだ損失を抱えていますが、なんとか戻るでしょう。
その200万円の損失を出したときに、「あ~損したなぁ」という一言の感
想しかなかったんです。1万円の入った財布を落とすのと同じくらいの気持
ちです。頭の中の尺度は対数計算になっていて、10倍の金額がせいぜい2
倍くらいにしか感じません。
株の売買で数万円規模の利益や損失が気にならなくなって、数十万円ぐらい
の損失でやっと「困ったな」と感じ、100万円ぐらいで「やばいかな」と
いう程度。お金の上下はゲームのようになってしまい、損失を出したらこの
マネーゲームから足を洗わないといけないかなという感じ。
ディトレーダーをやっていて、ばくちの感じが否めません。
何のアイディアも戦略も感じなくなったので、ずっと株価ボードを見るのは
飽きていました。ただ損をしつづていると、「この数万円の損で子どもたち
に何かを買ってあげる機会を失った」「この数十万円の損で家族で旅行へ行
く機会を失った」と考えるようになりました。
これからは新規に株を売買することはなく、今もっている株を整理する方向
でいきます。経済動向をみるために株は重要だと思うのでまったく足を洗う
ことはないと思いますが、冷却期間をおこうと思います。
しかし、テレビでよく出てくるB.N.F.さんはすごいですね。
この暴落では一銭も損をしていないとか。そしていまは資産が150億円ほ
どだそうです。でも近寄ってくる女には注意してね。