2008/12/23(火)01:20
信用とスイッチングコスト
スイッチングコストという言葉がある。
スイッチするときにかかわる障害という意味だ。
人は変化を好まない傾向がある。特に関心のないことは今のままでいたいと思う。
携帯の操作方法は例え便利になったとしても、新しい操作方法を覚えるのが嫌という。パソコンもそうだろうし、機械の新しい操作方法を覚えるのはいやと感じる。
それは操作をミスしたときの損失が大きいこともあれば、自分自身が新しいものを身につけることが嫌なこともある。
一方で、初めて車を運転したり、子どものときに自転車を何度も失敗して乗ったり、飛行機の操縦方法をわくわくして覚えたり(これは私もしらないけれど)するのは、新しく覚える面倒なことよりもそれができたことの期待感や喜びが大きいんだろうと思う。
年をとると過去に身につけた経験から新しいものに失敗することを予想したり、そもそも新しいことを身につけることに億劫になったりする傾向がある。
いつでも新しいことに挑戦していきたい思いたい、今までにあったことのない人に出会って新しい体験をしたい。
最近、信用が大事だなぁ。特に東京とは違って地方では信用がカギだなぁと感じる。その信用というのは、実はスイッチングコストであり、物理学的には静止摩擦力なんだなと思った。
物理学では、 静止摩擦力 > 運動摩擦力 なので、まずは動かすことから。あちこちぶつかって、周りの物体を動かさないと。。。始まらないな。