日々のいろいろ…

2010/09/25(土)15:00

2010秋単衣 関絹織物 純泥染め大島無地 5

秋単衣(82)

    まだ続く…     【今日の組み合わせ NO.90】              関絹織物 純泥大島無地              向井淑子 吉野格子              きねや 帯揚 梅枝紋                   帯〆 畝組無地                  少しあらたまった雰囲気のある組み合わせ。            きねやさんの小物がよく合う。            天候が定まったら、この組み合わせで            出て行きたいなぁ…        帯を出口普子さんのに替えて       小物は 青山八木 帯揚            道明   帯〆            画像の写りがよくない       この 関さんのところの純泥染め無地大島のことであるが、       私は、最初、正直に言うと、あまり気に入っているわけでは       なかった。何の変哲もない無地の大島に見えたからであるが、     「この品は織るのに神経が要るわりに、良さを素人の方には、        なかなか理解してもらえないから、生産をやめようかと思う」        と関さんがおっしゃったというエピソードがあるくらい    なので、    素人の私にはそう見えても無理ではなかったのかと思う。    だが、正ヤさんがあまりにも勧めてくださるので    《もちはもちやにまかせよ》       と昔の人は言うたなぁ…(笑)と購入に踏み切った。    湯通しして、お仕立てされて、私の手元に届いて    着てみたときに驚いた。    本当!すごい軽いし、しなやかだし、とても着心地が良い    どんな帯をも受け入れてくれる包容力を持ち合わせている。    それに、何よりも糸がいいので、丈夫らしいです    単衣もOK!    私がしつこく取り上げているのには理由があるのです。      こげ茶の好きな方、こげ茶の似合う方は、騙されたと思って    着てみてください。     私の手持ちの中で《旬》の帯に色々合わせてみました。   しっくりと落ち着いた風情がでます。   正ヤさんがいらっしゃらなかったら、この《大島との出会い》は   なかったと思う。   《縁》ということをしみじみ思います。   

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