智辯和歌山の校章の色は 学年別の水色、緑色、えんじ色
である。
甲子園での戦績と この校章の色を関連付けて考えてみる。
水色…1993（甲子園初勝利）1996（選抜準優勝）
1999（夏ベスト4） 2002（夏準優勝）
緑色…1994（選抜初優勝） 1997（夏初優勝）
2000（選抜準優勝、夏優勝）2006（夏ベスト4）
かたや
えんじ色…2001県大会開会式直後の試合で敗退。
2004県大会2回戦で敗退。
2013県大会3回戦で敗退。
ざっと思い出しただけなので、詳しく調べたら
もっとあるかもしれません。
3年生が えんじ色の校章の年度は少々分のよくない結果と
なっている場合が多い。
一方、3年生が緑色の校章の学年は戦績がめざましくよく、
智辯和歌山優勝3年周期説がでたこともあるくらい。
2006年も全国優勝を狙える戦力はあったが、
駒苫の田中将大くん、早実の斉藤祐樹くんのいた大会で、
駒苫の田中くんと準決勝戦で対戦することになり、
ベスト4だった。
駒苫の田中くんの球は「高校生では打てない」と
高嶋監督に言わしめた。
常勝できるほど選手を集めているわけではない智辯和歌山
なので、3年ごとの周期がでてきても不思議ではない。
今秋、下級生が楽しみな世代に入っていくので
今後の活躍が期待されている。
今日の中２の生徒の長文問題のなかで：
サッカーの試合に負けて、練習に行かなくなった息子に
単身赴任で離れている父親が手紙を書いている。
『試合に負けることは必ずしも悪いことではない。
それは君にいくつかの大切なことを考える良い機会を
与えてくれるだろう。
何故勝てなかったのか？
何故うまくプレーできなかったのか？
どうしたら次は勝てるようになるか？
どうしたら、もっと良いチームを作れるか？』
それらを考え直すいい機会です。…
これを読んで、そっくりそのまま智辯和歌山野球部の
みなさんに贈りたいと思った。
１・2年生にはこれからの選手生活に…
3年生には 甲子園に行けなかったことは非常に残念な
ことではあるけれど、
ただ甲子園に行って、1回勝つかどうかよりも
ものすごく多くのことを教えてくれたようにも思うのです。
それを、ぜひ今後の人生に生かしてください。
